6月5日に発売が予定されている任天堂の新型ゲーム機「Nintendo Switch 2」。これまで2回の抽選販売が行われ、Xのタイムラインは悲喜こもごもです。
とあるXユーザーの息子さんもまた、先日行われた2回目の抽選販売に落選。しかしそこでめげず、ある妙案を思いついたのでした。
アリ専門店「AntRoom」代表の島田拓さんがXに投稿したのは、息子さんが作った「紙製Switch 2」の写真でした。
ボタンやスティックを細かく埋め込み、「Switch」シリーズの特徴であるコントローラーの着脱も可能にしています。着脱部のフックまで忠実にデザインしているだけでなく、新たに登場したCボタンや、大きさも「Switch2」仕様で再現。見る人が見れば「Switchではない、Switch 2だ」と思わず唸ってしまうほどのこだわりようです。
息子さんが紙のSwitch 2を作成したのは、5月20日に行われた2回目の抽選発表の後。
この日、発表を楽しみにしていた息子さんは、学校から帰るなり島田さんに「Switchどうだった?」と質問しました。しかし残念ながら結果は落選。
落ち込んだ様子を見せながらも、息子さんはすぐに気持ちを切り替え、厚紙を切って自ら「紙のSwitch 2」の制作を始めました。
もともと工作やお絵描きが大好きで、時間さえあれば何かを作っているという息子さん。今回は、これまでに培った技術とアイデアが一気に爆発したのかもしれません。
筆者も昔、ダンボールや工作用紙で「ゲームボーイ」や「ゲームボーイアドバンス」、はたまた謎のゲーム機などを作って持ち歩くなどしていたのを思い出しました。
ただ島田さんの息子さんは、Switch 2というギミック豊富なゲーム機をここまで忠実に再現できているので、次元が違うとは思いますが……。
Switch 2の3回目の当選発表予定日は6月3日。息子さんは今から結果を楽しみにしつつも、狭き門だということも分かっている様子。「4回目もあるかな?」と、次の次まで想定しているようです。
3回目の抽選で無事に当選を果たし、「紙のSwitch 2」と「本物のSwitch 2」を並べた写真がXに投稿される日を、心待ちにしています。
<記事化協力>
「AntRoom 島田拓」さん(@AntRoom_taku)
(ヨシクラミク)
Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By YoshikuraMiku | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2025052208.html