オーブン料理の中でも、一度は挑戦してみたいのがグラタン。でも、コゲつきなど食器洗いが大変というイメージから、なかなか踏み切れない人もいるかもしれません。
そんなグラタンを餃子の皮で包み、焼き上げるレシピを「まいのおやつ」さんがTwitterに公開。これなら片手でも食べられ、後片付けも簡単です。
まいのおやつさんが「えびグラタン餃子パイ」と名付けた、このレシピのアイデアを公開したのは2023年2月のこと。当初は中に入れるグラタンのレシピが固まっておらず、より完成度を高めたものを3月18日にツイートしました。
■ 材料
【12個分】
むきえび 150g
玉ねぎ 4分の1個
餃子の皮 24枚
【A】
牛乳 150cc
バター 10g
薄力粉 大さじ1半
コンソメ 小さじ1
塩・こしょう 各少々
【分量外】
※えびの下処理用
塩 小さじ1
酒 大さじ1
※グラタンの仕上げ用
片栗粉 小さじ1
※オーブンで焼く際にお好みで
粉チーズ 適量
■ 作り方
(1)えびの下処理
背わたを抜き、塩小さじ1と酒大さじ1をもみ込んで10分ほどおき、臭みを取ります。その後洗い流し、水気を拭き取っておきます。
(2)玉ねぎを切る
玉ねぎは薄切りしたのち、半分に切ります。
(3)材料を混ぜる
大きめの耐熱ボウルにえび、玉ねぎ、そしてAを入れ、軽く混ぜ合わせます。
(4)電子レンジで2回に分け加熱
ボウルにふんわりとラップをかぶせ、電子レンジで4分加熱。加熱後、ボウルの中身をよく混ぜたら、今度は吹きこぼれを防ぐため、ラップなしで2分、電子レンジで追加加熱します。
(5)粗熱をとる
加熱が終わったら、小さじ1の片栗粉を加えてよく混ぜ、粗熱を取ります。熱いままでなく少し冷ますことで、この後餃子の皮で包む際に皮が破れにくくなり、さっくりとした仕上がりになるとのこと。
(6)グラタンを餃子の皮で包む
できあがったグラタンを12等分し、餃子の皮で包みます。ラビオリを作るように、ふちに水をぬった皮の真ん中にグラタンを置き、上からもう1枚の皮をのせて周囲をフォークで一周ギュッととめていきます。
(7)オーブンで両面焼く
12個全部包み終わったら、クッキングシートを敷いた天板に並べ、両面にハケなどで薄く油を塗ります。オーブンを200度に予熱し、10分焼きましょう。10分経ったらすべてを裏返し、粉チーズを軽くかけます。再度200度のオーブンで5分焼き、焼き目をつけて完成です。
まいのおやつさんによると、中にとろけるチーズを入れても美味しいとのこと。また、えびを2cmほどの大きさに切っておくと、より全体にえびが行き渡りやすくなるといいます。
■ オーブントースターやフライパンで作る方法
オーブンは使いにくい……という方には、オーブントースターやフライパンで作る方法も紹介しています。
(1)オーブントースターで作る方法
オーブントースターではアルミホイルを敷いた天板に5、6個ずつ並べて両面とも油を塗り、様子をしっかり見つつ、表面4〜5分、裏面2〜3分くらいを目安に両面がこんがりするまで焼けたら完成。
(2)フライパンで作る方法
フライパンの場合は、大きめのフライパンにサラダ油を少々多めの大さじ3入れ、中火で熱しながら4、5枚ずつを揚げ焼きにしていきます(油がはねる場合があるので注意)。こちらも両面がこんがりしたら、油をよく切ってできあがりです。
■ グラタンはフライパンで作っても市販品でも大丈夫
グラタンはお手軽にできることを重視し、電子レンジで作るレシピにしたそうですが、フライパンでじっくり煮詰める方法でもOK。もちろん、冷凍食品など市販のグラタンを流用しても大丈夫だそうです。
餃子の皮で包んでいることで、より手軽にグラタンが楽しめるこのレシピ。おうちの食事だけでなく、お弁当に入れても楽しそうです。
<記事化協力>
まいのおやつさん(@mainooyatsu)
(咲村珠樹)