昨今、一種の社会問題化しつつある「ガンプラの転売」。
店側も様々な策を講じていますが、「激走戦隊カーレンジャー」の宇宙の一匹狼こと「VRVマスター」のスーツアクターとして知られる、俳優・森山たかふみさん(以下、森山さん)のTwitter投稿が大きな反響を集めています。
先日友人がガンプラを買う時、店員さんに
「転売防止の確認の為にお伺いしますがこれ(ガンプラ)は、どこのメーカーの物ですか?」
と聞かれ、反射的に
「アナハイムです」
と答えてしまったら数秒後
「…OKですw」
と販売してくれた模型屋さん…
是非、今度自分も買いに行きたいと思います(笑)
この日、友人がガンプラ購入時に遭遇したエピソードを紹介した森山さん。一連のやり取りは、転売対策で店側が客に質問するという形だったそう。「海外転売ヤー」を想定し、日本語で応対できるか否かの意味も含まれていたそうです。
不意の質問だったという友人は、咄嗟に「アナハイム」と返答したそうです。この「アナハイム」というのは、機動戦士ガンダムシリーズにおいて、MSの製造を行う企業のひとつ「アナハイム・エレクトロニクス株式会社」を指します。なので、「製造メーカー」としては間違っていません。
しかし、友人が店員とやり取りをしていたのは、アニメの世界ではなく「現実世界」。“不正解”ではないものの、“正解”でもない回答になってしまったのです。しかし、状況を察した店員は「OKです」と了承。友人は無事にガンプラを購入することができました。
「自分は現場にいたわけではないんですが、あまりにも面白いエピソードでしたので朝にツイートしました。少しだけリプライ(返答)した後、しばらく携帯を見ていなかったんですが、気づけばたくさんのいいねがついていてビックリです(笑)」
何気ないエピソード紹介のつもりだったという森山さんですが、一連のやり取りについては多くのTwitterユーザーが反応。
リプライ(返信)欄では、「サナリィ」「ジオニック社」「ツイマッド」など、アナハイム以外の製造メーカーを挙げたり、購入する機体の“製造元”を確認するユーザーが続出。結果として7万近いいいねが寄せられました。
友人の反射的な返しから生まれた店員の小粋な接客には、森山さんも「次は自分も買いに行きたいですね」とのこと。
なお、言うまでもありませんが、ガンプラの製造メーカーは「バンダイ」です。皆様くれぐれもご注意を。
<記事化協力>
森山たかふみさん(@lp400_moriyama)
(向山純平)