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コロナ感染による療養から復職……職場の同僚の心温まる対応に共感の声


コロナ感染による療養から復職……職場の同僚の心温まる対応に共感の声

 年明けごろから再び新型コロナウイルスへの感染が爆発的に広がり、大都市のみならず地方においても最早いつだれが罹ってもおかしくない状況。特に会社勤めの方が感染してしまうと療養による長期の欠勤はやむを得ません。

 漫画家の並庭マチコさんの母もコロナウイルス感染による療養から復職したひとり。復帰時には同僚に迷惑をかけてしまったという自責の念から、お詫びをして回っていたそうですが……職場の方がとった心温まる対応を書いたツイートに多くの共感の声が寄せられています。

母の職場の人、母がコロナ治ったあと「ご迷惑おかけしました……」と周囲に謝りまくってたら「次にかかった人が同じぐらい謝らないといけなくなるからやめて~!」と止めてくれたそうです。ホント優しい!

 このようにつぶやいた並庭さん。並庭さんの母は発熱があり療養施設にて休養していた為、仕事を休んでいた期間は約3週間。にも関わらず、職場のみなさんは温かく迎え入れくれたのだそう。

 加えて「次にかかった人が同じぐらい謝らないといけなくなるから」という職場の方の言葉選びも秀逸。もちろん申し訳ないという気持ちを持つことは大事ですが、迎える側である職場においてもこのように理解があると、復帰する際も安心もですよね。

 並庭さんは実録漫画である自身の著書「プリンセスお母さん」にて、まるで貴族のような振る舞いをする母の様子を描いており、コロナウイルスに罹った時のエピソードも過去に投稿しています。

コロナ陽性をコロナ妖精と勘違い

 「コロナ陽性」になったこと職場で話すと、「コロナ妖精」になったと勘違いされザワついたというエピソードは思わずクスっとしてしまいます。並庭さんも「ゆかいな職場でうらやましい」と言うほど、明るくユーモアのある方が多い職場なのだそう。

 この並庭さんのツイートには7万件もの「いいね」が付き、「相手に気を遣わせない、優しい言葉の選び方ですね」「コロナかかったら犯罪者みたいな風潮を止めないとダメよね」と同意の声が多数寄せられています。

 もちろん罹らないに越したことはありませんが、今となってはどれだけ細心の注意を払っていても罹ってしまう状況。特に少人数の職場においてはひとりの感染が甚大な影響を及ぼすこともありますが……感染しながら出勤するわけにいきませんし、きつく当たったところで何も解決しません。

 皆が「そこはお互い様」という気持ちを持って思い合い、不測の事態をチームワークでカバーし合える環境こそが良い職場と言えるのではないでしょうか。

<記事化協力>
並庭マチコ@プリンセスお母さん3巻発売中!さん(@manga_m)

(山口弘剛)

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