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猫の具合が悪い証拠?見逃したくない『危険な寝姿』3選と考えられる病気


1.伏せた姿勢で胸をつけたまま寝る

前足を伸ばして寝る猫

猫が伏せの姿勢で前足をまっすぐに伸ばしている姿は、見た目から「スフィンクス座り」と呼ばれています。リラックスしているときにもよく見られる座り方ですが、胸を張ったまま動かずジッとしていたり、呼吸が速く浅かったり、鼻や口の色が青白かったりする場合は、危険な病気が隠れている可能性があります。

考えられるのは、次のような病気です。

  • 胸に水がたまる胸水
  • 肺炎
  • 喘息

呼吸器系の病気では、猫は呼吸をしやすくするために、あえて胸を張るような姿勢を取ることがあります。場合によっては伏せの姿勢で苦しそうに呼吸をしている場合もあります。呼吸に関わる病気は放置すると命に関わることがあります。このような姿勢が見られたときは、食欲や呼吸の様子、鼻や口の色などもチェックしてみましょう。

もし、いつもと違う様子が見られたら、すぐに動物病院を受診するようにしましょう。

2.うずくまったままで寝る

窓辺で丸くなる黒猫

寒い日や冬場など、リラックスしているときにも猫はよく丸くなって寝ます。ただし、暖かい場所でもずっとうずくまって動かない場合や、声をかけても無反応、目に力がないといった様子が見られるときは、体調不良の可能性があります。

お腹を隠すのは、内臓をかばって外敵から身を守ろうとする自然な反応です。この姿勢は体温を逃がしにくいため、寒いときだけでなく、体調不良のときにも見られます。

考えられる病気は、多岐にわたります。

うずくまっている猫に声をかけても反応しない、目の力がない、食欲不振、多飲多尿やトイレ前後の鳴き声が続くなどいつもと体調も違うようなら、早めに受診を。放っておくと深刻な病気につながることもあります。

3.落ち着かずに何度も寝返りを打つ

テーブルで寝る猫

体勢を変え続ける場合や、体勢を変えてもすぐにまた起きてしまうようなときは、腹部をはじめ体の不快感や痛みを抱えている可能性があります。

特に吐き気や腹部の違和感があるときは、少しでも楽な姿勢を求めて何度も起き上がり、クルクルと体勢を変えることがあります。

このようなときに考えられる病気には、例として次のようなものがあります。

  • 胃腸炎
  • 便秘
  • 膀胱炎
  • 尿路結石
  • 関節炎 など

何度も起きてしまう様子は、上記のような痛みを伴う病気にかかった際によく見られます。同じ体勢を保つのがつらいため、じっと寝ていられないのです。

寝返りは、暑いときなどにもよく見られますが、頻繁に見られるときは、他の症状(食欲の有無や排泄の様子、呼吸の様子など)とあわせて判断し、異常があれば時間を置かずに早めに受診することが大切です。

まとめ

ベッドで丸くなる猫

猫は具合が悪いことを隠そうとする動物ですが、ふだんと違った寝姿は、体調不良に気づくきっかけになることがあります。

猫が一見リラックスしているようでも、それは体の異変を隠しているサインかもしれません。知らずに見過ごして治療が遅れると、命に関わる危険もあります。その対策として、寝姿の違いを知っていれば、症状が目立たない体調不良にも、最悪の事態に至る前に気づくことができます。

猫の健康状態は食欲や排泄にも影響を与えるため、寝ている格好も含めて、日頃からの観察を大切にしましょう。


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