猫もいびきをかくことがある?

猫はいびきをかかないと思われがちですが、実は珍しいことではありません。
人と同じように、鼻や喉の気道が狭くなることで振動が起こり、いびきが発生します。しかし、場合によっては病気のサインの可能性もあるため、愛猫のいびきを聞いたら、その原因を見極めることが大切です。
猫が『いびきをかく』原因

1.鼻や喉の形によるもの
猫の種類によっては、いびきをかきやすいことがあります。猫種でいうと、ペルシャやエキゾチックショートヘアなどの「鼻ぺちゃ猫」は、鼻腔が狭いため空気の流れにより、いびきをかきやすいのです。
人でいうと、鼻が詰まりやすい人がいびきをかくのと同じ理屈です。この場合、特に問題がないことが多いですが、寝息の変化が多かったり苦しそうな呼吸をしていたら注意しましょう。
病的なものかどうか判断をしたいときはいびきをかいているときの動画を撮影しておくとよりわかりやすくて、診察時に説明がしやすいです。
2.リラックスしすぎているとき
猫がいびきをかく最も一般的な理由は「リラックスしすぎているとき」です。深い眠りについているときや、丸くなって寝ているときに起こりやすくなります。
筋肉が緩むことで気道が狭くなると、一時的にいびきが出ることがあります。気管や鼻腔を圧迫するような体勢の時にもいびきが見られることがあります。これは自然な現象で可愛らしい寝息の一つとして心配はいりません。
大好きな飼い主さんがそばで安心して寝ていると、より深い眠りに入ることが多いため、信頼の証ともいえます。
3.病気が原因の可能性もある
いびきが突然ひどくなったり、常に呼吸が苦しそうな様子がある場合は、病気の可能性もあります。たとえば、鼻炎や気管支炎、腫瘍などが原因で気道が狭くなっているかもしれません。
肥満もいびきの原因の一つで、余分な脂肪が気道を圧迫し、呼吸を妨げることがあります。普段と違ういびきや、日中も息苦しそうな様子が見られる場合は、早急に動物病院で診てもらいましょう。
まとめ

猫のいびきには問題のないものと、注意が必要なもの、どちらもあります。
リラックスしているときや、鼻の形によるいびきは心配ありませんが、突然いびきがひどくなったり、呼吸が苦しそうな場合は病気の可能性があるため注意しましょう。
猫が鼻炎や気管支炎、肥満などが関係している場合は、何らかのトラブルを抱えていることもあるため、早めの対応が大切です。
愛猫の健康を守るためにも普段から寝息の変化に気を配り、少しでも不安を感じるときは、獣医師に相談することをおすすめします。いつもとは違う様子を見過ごさないことが愛猫の快適な生活につながるでしょう。
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