猫の体調不良は突然やって来ます。
我が家も今まで元気だった猫が突然倒れ、突然の病宣告を受けたばかりです。
猫の体調不良の時には、「いつものお世話では足りないこと」「いつものグッズだけでは足りないこと」もあると、今回猫が突然倒れたことで思い知りました。
例えば、『酸素室』。
猫の呼吸が苦しい時に使用する酸素室ですが、家に酸素室を常に用意している人は多くないですよね。
しかし、いつも使っている猫壱のポータブルケージを酸素室にしてしまうアイデアもあるんです。
今回、猫の体調不良時に役立ちそうな、猫壱商品の活用アイデアを2つご紹介したいと思います♪
①酸素室
猫が肺炎や貧血など、呼吸が苦しくなった時に絶対に必要なものは『酸素』です。
猫の状態によっては酸素ボンベを貸し出される場合もありますが、酸素室を貸し出し、またはレンタルするというケースも多いのではないでしょうか。
我が家の猫が貧血で呼吸が荒くなった際には、動物病院からのレンタルでしたが、動物病院だけでなく、ペット用の酸素室をレンタルしている業者もあり、業者から酸素室をレンタルするというケースもあります。
動物病院でレンタルの場合、ケージと酸素の機械を合わせてレンタルできるかどうかは、動物病院によるようです。
業者からのレンタルする場合は、基本的に酸素の機械のみをレンタルし、ケージに関しては購入することが多いように思います。
しかし、自分のニオイのしない新しいケージに、体調が悪い猫に入ってもらうことには、少しだけ不安がありました。
きっと私だけでなく、不安に思う飼い主さんもいるでしょう。
そして、猫の治療にはかなりの費用がかかります。
酸素室を購入やレンタルとなると費用もそれなりにかかってしまうため、金銭面でも不安を感じる飼い主さんも少なくないかもしれません。
そんな不安を解消できるのが、普段入っているポータブルケージを酸素室にしてしまうアイデアです。
@misato_4cats 様が、ポータブルケージを酸素室としてご使用の様子を投稿してくださっています。
もちろん普段使いに別のケージをお持ちの場合は、そのケージを酸素室にすることも可能です。
作り方は、ビニール袋や透明なテーブルクロスを、ポータブルケージのサイズに合わせてカットして、上からかけて、軽く密封させてあげるだけ。
動物病院で聞いたところ、ビニール袋よりも厚手のテーブルクロスのほうが良いそうですが、ポータブルケージは軽量のため、厚手のテーブルクロスだと重みでつぶれてしまうことがあるので、注意が必要です。
また、酸素室全般に言えることですが、気温が上がってきたこの時期、内部がどうして暑くなってしまいます。
クーラーをかけた部屋で使用し、ケージにくっつけるように保冷剤を置くなどして、内部の温度が高くなりすぎないように注意しましょう。
温度だけでなく、酸素室は湿度も上がりやすくなります。
温度計や湿度計を使い、時々換気をしたり、保冷剤を足したりするなどしながら、使用しましょう。
②ハッピーダイニングに保冷剤
「猫がカリカリを食べなくなった。」ということはよくあることではないでしょうか。
猫の食欲がなくなったときに活躍するのが『ウェットフード』です。
しかし、夏場はウェットフードは腐ってしまう可能性もありますよね。
ウェットフードを出したら、すぐに猫が全部食べ切ってくれればよいですが、体調が悪いと、そうもいかないときもあります。
我が家の猫が貧血に陥った時は、夜中に気が向いた時にしかご飯を食べなかったので、ある程度ウェットフードをフードボウルにいれておかなければいけない状況でした。
「ウェットフードが腐ってしまわないように、少しでも冷やしておきたい……。」
そこで、ハッピーダイニングの『脚』を利用しました。
ハッピーダイニングについている脚部分の裏は空洞です。
その空洞に保冷剤を入れてみました。
ウェットフードが冷たくなりすぎるということもなく、適度に冷やすことができるので、ウェットフードが腐る心配は減りました。
ウォーターボウルの脚に保冷剤を入れると水がぬるくなるのも防ぐことができるので、猫の体調不良時だけでなく使えるアイデアかもしれませんね。