あなたの猫は、毎日どこで寝ていますか?
我が家は夏場はお気に入りのソファの上で、冬場は子供達か主人のお腹の辺りで寝ていることが多いです。
色々な方にお話を聞いていると、お腹付近や足の間、顔の横や腕枕など、猫によって寝る場所は様々でした。
実は猫が眠っている場所によって猫が『どんなタイプの猫』なのか性格がわかるんです!
猫の眠る位置からみる、猫の性格をご紹介します♪
◆布団で一緒に眠る『甘えん坊タイプ』
猫が眠るときに布団に入ってくれる♪なんてことはとても幸せを感じますよね。
夏は暑いですが、冬場はあたたかくて安らぎます。
布団の中で飼い主さんにくっついて眠る猫は『甘えん坊』な性格の猫が多いのだそう。
天真爛漫で警戒心もあまりなく、飼い主さんに甘えていたい、ちょっと子猫のような性格の猫が、飼い主さんにくっついて眠る猫の性格に多いと言われています。
基本的に猫は成長すると1匹で独立して眠ります。
誰かにぴったりとくっついて眠るのは、子猫の頃によく見られる行動なんだとか。
布団の中にまで飼い主さんとくっついて眠りたい!と行動する猫は、飼い主さんに母性を感じ、子猫気分で甘えているのかもしれませんね♪
甘えん坊の猫は嫉妬深い猫も多いので、多頭飼いをするときや新しい家族が増える時には少し気を付けてあげましょう。
◆くっつかないけどそばで眠る『半自立タイプ』
猫飼いさんと話していて一番よく耳にするのが、飼い主さんの掛け布団の上や、足の間で眠る猫のお話です。
ぴったりと猫が飼い主さんにくっついているわけではないけれど、飼い主さんから離れているわけでもない。
付かず離れずの距離感で眠る猫の割合が、話を聞いていると多いような気がします。
飼い主さんとくっついて眠るわけでもなく、離れているわけでもない、微妙な距離感で眠る猫は、飼い主さんのことが大好きで甘えたい気持ちもあるけれど、自分のパーソナルスペースもきちんと大切にしている猫によく見られます。
このタイプの猫は子猫のように甘えたいけど、プライドや自立心もあり、甘えきれずにいるのかもしれません。
一番『猫らしい』眠り方のようにも思えます。
気持ち的に自立しようとしている猫なので、猫が足の間や布団の上にいても無理やり布団の中にいれたり、だっこをするのは禁物です。
猫の好きなところで、好きなように眠らせてあげましょう。
◆顔の付近で眠る『相棒タイプ』
人間もそうかもしれませんが、眠っている時は一番『隙』ができる時です。
意識のない状態なので猫でも深く眠っているとき、敵に襲われてしまうと反応は遅れてしまいます。
猫が一番無防備になる眠る時に、飼い主さんの顔に自分の顔をくっつけたり、飼い主さんの顔のすぐ前におしりをむけたりするのは、飼い主さんを『信じているから』からできることなのだそう。
飼い主さんが『絶対に自分のことを襲わない』とわかっているから、猫は無防備に至近距離で眠っているようです。
もし猫のなかで飼い主さんが襲ってくるかも……なんて不安があれば、「噛まれるかもしれない」「捕まるかもしれない」顔の付近では眠ることはないでしょう。
襲われる心配のある背中を向けることもないはずです。
飼い主さんを猫が信じているからこそ、背中を向けたり、至近距離で眠ることができるのでしょう。
さながら相棒のように『背中は任せた』何て思っている猫もいるかもしれませんね。
◆誰とも寝ない!『大人タイプ』
猫のなかには飼い主さんとは必ず離れて眠る、という猫もいます。
基本的に野生で暮らしていた頃の猫は、大人になると単独行動をし、1匹で静かに眠っていたと言われています。
そのため、イエネコも心身ともに成猫になると、1匹で眠るようになると考えられているのだそう。
飼い主さんと眠らない猫は『心身ともに大人になった』自立した猫、ということなのかもしれませんね。
ただ、自立した大人な猫でも寒いときには飼い主さんの布団に入ってくることも…。
冬場しか一緒に寝てくれない猫は大人として、立派に自立を果たした猫だという証拠です。
普段一緒に寝てくれない…と落ち込む必要はありません♪
猫にとって気持ちのよい大人な距離感を意識して接してあげましょう。