最近テレビでよくみる「ヒアリ」のニュース。我が家では犬も飼っているので、散歩の時がちょっと心配になります。
「犬の靴」を検索していてわかったのですが、犬用の靴を作っているメーカーは複数あるのに、猫の靴を作っているメーカーは無い!ということ。長靴を履いている猫は絵本の中だけなのかしたら。。。
完全室内飼いとはいえ、猫だって虫に刺されたり、怪我をすることはあります。犬よりも少ないかもしれませんが、飼い主さんはまさかの場合の応急処置の方法を知っておくと安心ですよね。
今回は、愛猫が怪我をしたときと虫に刺された場合、あったら嬉しい基本的な救急グッズと対処方法について調べてみました。
■猫が怪我をして出血した時
猫同士の喧嘩、もしくは何かをイタズラして猫が怪我をした時。怪我をすると猫はパニックになって家中を走り回ることがあります。飼い主さんは冷静に対処しましょう。
まずは出血の場合、基本的な救急グッズとして
・ガーゼ
・包帯
・傷テープ
・ワセリン
・ラップ
・ハサミ
・タオル(バスタオル)
・ストッキング
・精製水
・洗濯ネット
があると役に立ちます。傷口が汚れている場合は水道水で傷口を洗うと安心ですが、猫が嫌がる場合は精製水で拭き取って傷口をガーゼで押さえて止血します。
深夜などで病院へ連れて行くのが翌日になる場合は、猫が傷口を触らないようにワセリンを傷口に塗ってラップを巻いてから包帯を巻くと良いでしょう。
すぐに病院へ行ける場合はタオルやガーゼで傷口を押さえ、包帯やストッキングを使って固定し、バスタオルにくるむか洗濯ネットなどに猫を入れて早急に病院で診察をしてもらいましょう。
■猫が虫に刺された場合
スズメバチや毒性のある虫に猫が刺された場合、危険なのは人用の虫刺され薬を使うこと。人用の薬は猫には薬性が強すぎて皮膚がただれる可能性もあります。使うのは避けて病院へ連れて行きましょう。
基本的な救急グッズとして
・冷却剤
・バスタオル、タオル
を用意してください。特に狙われやすいのは前足と顔です。すぐに腫れ上がる他、数日後に腫れて膿が出る場合もあります。患部を冷却剤や氷で冷やし、動物病院に電話をして指示にしたがってください。
いかがですか。猫の怪我や虫刺され。傷口が小さくても体内に毒が回ったり、内臓を痛めたりしている場合もあります。
猫は痛みを隠す動物です。少しでもおかしいと思ったら早めに動物病院へ連れて行きましょう。飼い主さんがやりがちなNG行為は、「以前もらった処方薬の残りを使う」こと。
前に虫に刺された時にもらった薬を使うと言った場合、期限を過ぎた薬を使うと効き目も薄れます。処方された薬は必ず期限内に使い切り、できるだけ病院でその都度診察してもらうと安心です。