猫がご飯よりも好きなモノ。それは「遊ぶこと」だと言われています。
猫の年齢、猫種、オスメスを問わず猫は遊ぶのが大好き。猫に愛されたいなら、飼い主は「猫と遊ぶこと」を習慣にすると良いでしょう。
自分の愛猫がどんな動きに夢中になるかを理解すれば、もうこっちのものです。猫と遊ぶ時のコツと基本的なルールをご紹介しましょう。
■猫の「遊ぼう♪」のサインを把握しよう
猫の仕草は口ほどにモノを言います。猫の仕草やサインから猫のきもちを理解してあげましょう。主な猫の「遊ぼう!」のサインは、
①お腹を見せてくる:猫がこちらをじっと見ながらゴロンと横になる、飼い主にお腹を見せる仕草は「遊ぼうよ!」のサインです。
②頭をスリスリしてくる:猫が足元でスリスリしてくる時は甘えている証拠です。構って欲しいというお誘いもしくはご飯を催促する仕草です。
③じっと見つめてくる:飼い主の動きに合わせて猫がじっと見つめる、後ろからついてくる時は「遊びたいよ~!」というサイン。おもちゃを出せば大喜びするはずです。
■猫は短期集中型
猫は飼い主と一緒に遊ぶことでコミュニケーションが深まります。飼い主は愛猫との相性や猫の身体能力を知ることができます。
猫と遊ぶ時間は短期集中型、1回15分程度でOK。1日数回10~15分遊ぶことで猫も満足するはずです。
猫は犬と違って持久力はないので、すぐに疲れてしまいます。飼い主は短時間集中で猫と毎日遊んであげると良いでしょう。
■寝る前に遊ぶ
部屋の電気を消した後や飼い主が寝た深夜になって遊びたいスイッチがONになる猫もよくいます。
あなたの愛猫が夜中に駆け回るタイプなら、毎晩寝る前の15分間、猫と思いっきり遊ぶようにすると猫のストレス発散に効果的です。
毎日寝る前に15分間、飼い主がたっぷりと遊んであげれば満足して眠ってしまうかも。しかし猫と夜遊ぶ場合は、集合住宅に住んでいる場合は階下への配慮が必要です。
床に防音マットを引く、キャットタワーを置いてみるなど、猫の騒音対策は気をつけた方が良いでしょう。
いかがですか。猫はもともと狩りをして暮らしていた動物。人間と住み始めても狩猟本能は消えるわけではありません。
猫と遊ぶ時は何と言っても「猫じゃらし」が効果があります。じゃらし棒をネズミや鳥、虫といった動物をイメージして動かせば、猫は興奮して飛びついていくはず。
猫じゃらしの棒を隠したり、飛び上がったりリアルな生き物の動きを再現して遊ばせれば、あなたをますます飼い主=母親=兄弟として猫は尊敬してくれるはずです。
この愛猫と遊ぶ時の3つのルールを参考にして、猫に愛される飼い主を目指してみて下さいね。