犬の飼い主さんには認めたくない研究結果が・・・
キャロル大学で行われた600人の大学生を対象にした調査で、「イヌよりもネコを好む」と答えた被験者は、IQテストでより高いスコアを記録しました。
これはもしかしたら、イヌの飼い主とネコの飼い主それぞれに共通する特徴的な性質が関与しているのかもしれません。
調査によれば、イヌの飼い主には「活動的、エネルギッシュ、外交的、ルールを順守することを好む」といった傾向が、ネコの飼い主には「内向的、非協調的、体制に従わない、物事にオープンである、敏感で傷つきやすい」といった傾向がみられるそうです。
イヌとネコの飼い主の知能を比較した研究は、これが初めてではありません。
他の研究でも同じような結果が!
イギリスのブリストル大学は、キャロル大学に先駆けて研究を行っており、その結果「大学の学位またはそれと同等レベルの学歴をもつ人間のいる家庭は、そうでない家庭に比べて、ネコを飼っている傾向が高く、イヌを飼っている傾向が低い」という結果に至りました。
この結果をうけてブリストル大学は、「これは、もしかしたら飼い主のキャリアのあり方と関連しているかもしれない」と理論づけています。つまり、長時間働く人間や、よりよいキャリアをもつ人間は、イヌよりも世話が簡単なネコを飼いたがるということです。
真実はどうであれ、これまでもそしてこれからも続くであろう「イヌ派」と「ネコ派」の対立。これほど定番なのは、どちらのグループもそれぞれの動物への愛情と思い入れが強いからにほかなりません。長い歴史を通して、私たち人間の一番近くで生きてきたこの2種類の動物が、どれほど特別な存在であるかを象徴するようなお話ですね。
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