飼い主さんの事情によって、あまり多くの時間をお散歩に割けないことがあります。それなのにたくさんの運動量を必要とする犬を飼育してしまうと、犬はストレスを感じてしまいます。
そんなことにならないためにも、犬を飼う前に、どの犬種が自分に向いているか調べることは大切です。
運動量の多い犬種ランキング!
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犬の種類はいろいろで、必要な運動量もさまざまです。その中でも特に運動量が多い犬種を8種ほどご紹介します。
1位:ラブラドール・レトリーバー
大型犬の中で特に人気のある犬種ですが、その大きな体を維持するために運動量も豊富といわれています。性格も活発なことが多く、リードをグイグイと引っ張るので、飼い主さんにある程度の力が必要なことでしょう。
2位:柴犬
日本犬として有名な柴犬ですが、かつては猟犬として活躍していたこともあり、運動量が多いといわれています。運動不足はストレスの原因になるので、毎日のお散歩は欠かせません。
3位:ジャックラッセルテリア
基本的にテリアは運動量が豊富といわれています。このジャックラッセルテリアはテリアの中では小型ですが、小さい中でも運動量が豊富です。遊ぶことが大好きなので、飼い主さんが疲れていても遊びをねだってくるかもしれません。
4位:ボーダー・コリー
牧羊犬として有名な犬種です。牧羊犬として活躍するためには、知能だけではなく運動量をかなり必要とします。
知能が高いので、きちんとしつけをしないと飼い主さんに歯向かうこともあります。運動不足に伴うストレスは問題行動の原因につながるので注意が必要です。
5位:シェットランドシープドッグ
こちらも牧羊犬として活躍していた犬種です。ドッグスポーツ大会で優勝するなど運動能力が高く、少なくても1日時間以上の散歩が必要といわれています。賢い犬種なので、早いうちからのしつけがとても大切です。
6位:パピオン
小型犬で愛らしい印象の犬種ですが、とても活発なのである程度の運動を必要とします。毎日の散歩は欠かせないでしょう。とても元気なので、飼い主さんの体力が追いつけるかがポイントです。
7位:ウェルシュ・コーギー・ペンブローク
胴長短足のイメージが強い犬種ですが、過去に牛追い犬として活躍していたことがあり、とても多くの運動量を必要とする犬種です。筋肉質でがっちりした体形を持っており、それを維持するためにも運動は欠かせません。
8位:ゴールデン・レトリバー
温厚そうな表情ですが、実は猟犬として活躍していた犬種です。その大きな体で走り回るのが大好きです。幼い一面があり、興奮しやすい性格と活発な部分があるので多くの運動量を必要とします。
運動量が多い犬種を飼育するときの注意点!
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運動量が多い犬種といっても必要な運動量には個体差がありますし、性格によって運動の好き嫌いもあります。いずれにしても、愛犬にとって運動不足はストレスです。
運動=散歩をイメージするかもしれません。でも、飼い主さんのペースに合わせて歩くだけでは愛犬の必要な運動量をまかなえないこともありますし、欲求が満たされないこともあります。
ですから、お散歩だけではなくおもちゃを使って一緒に遊んであげることも大切です。そうすれば運動不足は解消され、愛犬の基本的な欲求を満たせます。
週末など時間がある時には、ドッグランなどに連れて行って思いっきり遊ばせてください。他の犬と触れ合う機会を作るなら社会性も身に付きやすくなります。とはいっても毎日の運動の代わりにはならないので、日々愛犬の運動欲求を満たしてあげる必要があるでしょう。
まとめ
運動量が多い犬種を飼育するためには飼い主さんの気力と体力、時間が必要です。このことを十分考慮してからお迎えするようにしてください。
室内で飼育できる小型犬の中にも運動量が多い犬種はいます。家の中で飼育できるからといって安易にお迎えしてしまうと、飼い主さんにとっても愛犬にとってもストレスになるでしょう。
運動量を必要とする犬種は賢いことが多いので、しつけがとても重要です。一歩間違ってしまうと、愛犬は飼い主さんより上と思い、上下関係が崩れてしまうこともあります。そのようにならないためにも、子犬の時からきちんとしつけましょう。
このようなことをすべて踏まえた上でお迎えするなら、愛犬と一緒に楽しい時間を過ごせます。一緒にお散歩し、遊ぶ時間はお互いの絆を強めてくれること間違いなしです。