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ブルーベリーが犬に与えるメリットとは?成分や与える時のポイントを解説します!


犬にブルーベリーを与えても大丈夫?

ブルーベリーに鼻をうずめる犬

Irina Filkova/shutterstock.com

ブルーベリーは特に目に良いとされている食品で、健康食品の代表ともいえる食べ物です。特に目に効くとされているブルーベリーは、色々なところで注目されています。

ブルーベリーを使ったお菓子やジャムなど、からだにもよく美味しいということでも人気が高い果物です。ブルーベリーを使ったサプリメントも注目されており、積極的にブルーベリーを摂取する人もたくさんいます。

そんな健康食品として人気の高いブルーベリーですが、犬にとっても体に良い食品なのでしょうか?犬がブルーベリーを食べても問題はないのでしょうか?

今回は犬とブルーベリーの関係について見てみたいと思います!

ブルーベリーとは?

ブルーベリー

Subbotina Anna/shutterstock.com

ブルーベリーとは、北アメリカ原産のツツジ科スノキ属シアノコカス節の果実です。

日本に入ってきたのは1951年で、1975年より本格的に栽培されはじめてきた、比較的新しい果物の一つです。日本の気候にもよくあっており、関東で多く栽培されています。農薬を使用しなくても栽培できるため、最近では家庭栽培する方も増えています。

ブルーベリーは小さな粒ですが、その一粒にたっぷりと栄養素が詰まっています。

ブルーベリーの効能・効用とは?

ではブルーベリーの効能は何でしょうか?

ブルーベリーで有名なのは「アントシアニン」です。ポリフェノールの一種である紫色の色素アントシアニンは、眼精疲労や視力回復に効果があり、特に目に良いとされています。

アントシアニンはブドウなどの紫の色素を持った果物、特に皮に存在しているといわれています。ですから皮ごと食べることができるブルーベリーには、アントシアニンが豊富に含まれているということができるのです。

このアントシアニンはポリフェノールの一種ということで、抗酸化作用もあります。活性酸素を除去する働きがあるので、いつまでも健康で若々しいからだを保つサポートを期待できます。

というのもからだが老化するのは細胞が酸化するからです。空気中の酸素が体内に入って酸化力の高い活性酸素になると、細胞を酸化させます。こうして細胞が酸化することでからだに不調が出てくるのです。

これを防ぐのに役立つのが、抗酸化力のある栄養素を摂取することです。ポリフェノールには抗酸化作用があるため、細胞が酸化することから守って健康をサポートしてくれるのです。

さらに「ロドプシン」という成分も目に良いとされており、視力を保つ効果があります。

他にはブルーベリーは食物繊維も豊富だといわれています。食物繊維が豊富といわれているバナナの約2.5倍もの食物繊維が含まれているといわれています。

しかもブルーベリーに含まれている食物繊維には、「不溶性食物繊維」「水溶性食物繊維」の両方がバランスよく配合されています。ですから腸内環境を整えお通じもよくしてくれます。

腸内環境の改善は、免疫力向上にもつながります。体内の免疫細胞の70%は腸内にあるといわれています。ですから腸内環境が整えば細胞も活発になり、免疫力も高めることができるのです。

そしてビタミンやミネラルも豊富に含まれています。特に抗酸化ビタミンであるビタミンCやビタミンEが豊富ですので、活性化酸素の働きを抑える効果が期待できます。

ブルーベリーは体にとても良い食品であることがわかったのではないでしょうか?

目にもよく、食物繊維が豊富なため腸内環境を整え便秘解消をサポートし、免疫力も高めてくれます。抗酸化作用もあるため、生活習慣病やがん予防にもなりますし、お肌にも良いとされています。

犬にブルーベリーを与えても良い!

ブルーベリーを食べる犬

LightField Studios/shutterstock.com

こんなに素晴らしい食品であるブルーベリーは犬にとってもからだに良い食品でしょうか?

結論から言って全く問題ありません。犬が食べて危険な成分もないので、中毒を起こすこともないでしょう。

犬にブルーベリーを与えるとどんな効用がある?

では人間にとってからだに良いブルーベリーですが、犬にはどんな効用があるのでしょうか?人間と同じような効果が期待できますか?

目に良い

犬がブルーベリーを食べて得られる効果のひとつは「目に良いのではないか?」という点です。

人間にとっても、ブルーベリーに含まれている「アントシアニン」が疲れ目や視力の回復に効果があるといわれており、サプリメントの形でも人気が出ています。実際のところ犬にとっても同じような効果があるのかどうか、はっきりした研究結果はでていませんが、白内障や緑内障予防の効果がある可能性について考えられています。

ブルーベリーに含まれているアントシアニンはポリフェノールの一種で、抗酸化作用があるといわれています。この抗酸化作用のおかげで老化を遅らせることが期待できるため、老化に伴う白内障を予防できるというわけです。

老化防止

上記でも述べたように、ブルーベリーに含まれているアントシアニンはポリフェノールの一種で抗酸化作用があります。さらにブルーベリーにはビタミンCやビタミンEも豊富に含まれており、これらも抗酸化作用があるといわれています。

そもそも老化は細胞の酸化が原因といわれているため、酸化を防ぐことで老化を抑えることが期待できます。ですからブルーベリーを食べることで老化防止が期待できます。

またアントシアニンには抗炎症作用や血液をサラサラにする効果もあります。こうした効果もあって老化を抑えることができると考えられています。

細胞の酸化を防ぐ、抑えることができるということは、老化だけではなく、その他の病気を予防することもできるといえるでしょう。免疫力が高まることで犬がかかりやすい病気の予防にもなります。

例えば活性酸素によるダメージを抑えることが期待できるため、がん予防や皮膚病の予防にもなります。

近年皮膚病を患っている犬はたくさんいます。普段食べているドッグフードの品質が良くないためアレルギーを起こしてしまったり、抵抗力が弱ってしまって皮膚病を起こしたりするようです。

こうした病気の予防にもなるので、犬にブルーベリーはおすすめの食材といえるでしょう。







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