避妊手術の費用は?避妊のメリットとデメリットも解説!
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愛犬が子供を作らないように行う避妊手術。
飼い犬とはいえ人間の勝手なのでは?犬に負担がかかるのでは?
そんな不安をお持ちの方もいるかと思います。
そこで今回は避妊手術の費用や、愛犬や飼い主へのメリット・デメリットを解説します。
なぜ避妊手術をしなければならないの?
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最大雌犬の生理雌犬の生理と非常に関係があります。
犬の生理中の匂いは、雄犬を呼び寄せます。
「あの犬は、いま繁殖期だな」という情報は、雄犬の嗅覚によって必ず伝わります。
これは、家の外で犬を飼っている場合は、深刻な事態になるでしょう。
それが野良犬などとのトラブルもあるので、戸建て住宅の場合野外飼育の雌犬は必ず去勢をやっておかないと、望まない命を授かることになります。
マンションの室内で管理している場合も、お散歩でのトラブル、あるいは隣で飼っている雄犬とのトラブルなどは、案外多いものです。
「私はちゃんと面倒を見ているから大丈夫!」
しかし、雄犬の雌犬に対してのしつこさはかなりなものですよ。
避妊手術の概要
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避妊手術を行える時期は個体差がありますが、発情時期は生後6か月~8か月くらいからです。
小型犬はやや早く、大型犬は遅い傾向があります。
生理の期間は小型犬5か月以上7か月の周期で年2回、大型犬は8か月以上12か月で年1回ほどです。
手術の効果は、できるだけ若いうちに手術を行った方が回復も早いです。
避妊手術は、卵巣摘出と卵巣と子宮を取り除く2種類がありますが、一般的なのは全摘といわれる卵巣子宮摘出です。
これは、残された子宮によって病気に感染したりするのを防ぐためによく選ばれています。
よく獣医師さんと相談してくださいね。
避妊手術を受けさせる当日の前夜か、当日の午前零時から絶食させます。
これは獣医師との相談でスケジュールが組まれます。
手術は15分~30分で終了しますが、経過処置で1泊から2拍の入院となります。
午前中に手術をしたのなら、翌日の夕方、夜に迎えに行くようになるでしょう。
避妊手術の費用
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手術そのものの費用は、小型犬で2万3,000円、大型犬で3万~4万程度位を支出し、その他、麻酔費用、静脈留置設置料、点滴、採血、検査、そのほか諸費用をかける場合は、さらに2万くらいかかることがありますが、最近では日帰りの場合も多く、その場合は小型犬で3万円弱、大型犬では5万円以内と考えておいて良いでしょう。
また検査費用は、獣医師の経験と犬の状態で変わります。
まず避妊処置を獣医師にそのまま預けるよりも、どのような処置を行うのか、充分に獣医師と良い関係を作ってください。
この費用に関しては動物病院ごとに違い、一定の決まりは存在しないので、通いやすさや、避妊以後の管理費用や飼育費用をよく考えてから、動物病院を決めておきましょう。
避妊のメリット・デメリット
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避妊のメリットで最大なのは、犬同士のトラブルがなくなること、野良犬も近づかなくなります。
余計な妊娠の危険もなくなり、犬の行動にもやや落ち着きが見られ、繁殖時期の無駄吠えも少なくなることが多いです。
これはホルモンの働きが抑制されるからですね。
子宮を原因とした病気も防げます。
デメリットは、2度と子供が産めなくなるのと、手術後の行動は直後はやや元気がなくなり、性格は手術前とやや変わるデメリットがあります。
性ホルモンの分泌がないので、代謝が落ちてちょっと太りやすい体質になるデメリットもあります。
避妊手術は全身麻酔なので、老齢犬ではリスクが高いのもデメリットですね。
一度子供を産ませてみたいという方は計画的によく考えなければなりません。
避妊は決して強制ではありません。
しかし愛犬を大事に思い、術後のケアが最も大切です。
避妊のメリットとデメリットをよく理解しベストな選択をしてあげてくださいね。
犬の生理期間がどれくらいかが分かりますか?犬によっていくらかの差がありますが、一般的な生理期間について把握しておきましょう。飼い主として生理期間に妊娠する可能性についても理解しておく必要があります。生理期間を把握することは、責任ある犬の飼い方をするのにとても大切です。
https://mofmo.jp/article/11502