老犬「ジャグ」
13歳のジャグは、人生のほとんどをアメリカ メリーランド州にある鶏小屋の中で過ごしました。
彼の周りにいた約300匹の犬たちの中で、最高齢だったのがジャグでした。
Last Chance Animal Rescueが鶏小屋から犬たちを救助した時、犬たちは皆、ひどい状態にありました。出典:https://www.thedodo.com/dog-rescued-chicken-coop-1970377823.html
きれいな水もなく、外に出ることも適わない環境。
中には、歩くどころか動くこともままならないほど、毛の伸びた犬もいたそうです。
ジャグは、そんな地獄のような場所で、ひどく長い、長い時間を過ごしたように見受けられました。
救助後に待ち受けていた苦難
このおびただしい数の犬たち全てに、新たな生活の地を探すことは容易ではありませんでした。出典:https://www.thedodo.com/dog-rescued-chicken-coop-1970377823.html
さらに、犬たちは長い時間狭い所に押し込められていたため、足の骨が非常に脆くなってしまっていました。
里親の下で遊んだり、飛び跳ねたりするだけで、彼らは足を骨折してしまうこともあったのです。
救助されてからも里親のもとへ巣立ってからも、犬たちは様々な壁にぶつかりました。
もちろんジャグも、その例外ではありませんでした。
犬に囲まれ人のいない生活に慣れすぎていたジャグは、里親との暮らしに馴染めなかったのです。
そのため、「気難し過ぎる」という理由で、里親のもとから施設に戻されてしまいました。
人に虐げられたからこそ人を受け入れられず、そのせいで人に受け入れてもらえなかったジャグ。
彼にはもう、幸せは訪れないのでしょうか?
data-ad-client="ca-pub-1493050849235845"
data-ad-slot="1254475616">
ジャグの人生を変えた出会い