誰でも知っているcheapという英単語、これを「安い」と覚えている人は多いと思います。ですが、これが使い方には要注意!正しく使わないと、相手のことをけなしてしまうかもしれません。そこで今回は、cheapの意味と正しい使い方をご紹介します。
値段が安いで「cheap」を使うと失礼!?
【ストーリー】
「かわいい」と褒めた服の値段聞いてびっくり。思わず「安い」って言ったらなんだか怒っている!?
英語で「値段が高い」は「expensive」ですね。では「安い」はどうでしょうか。たぶん「cheap」が真っ先に思い浮かぶかもしれません。もちろん「cheap」は安いという意味で間違いないのですが、気軽に使うと不快にさせてしまう可能性もあるので注意が必要です。
cheapは「安い」ではなく「安っぽい」という意味になる!
「cheap」は品質は悪くてもとにかく価格が安いといったニュアンスが含まれます。
- cheap novel (三流小説)
- cheap movie (三流映画)
という使い方もあるぐらいです。「品質がよくない・安っぽい・粗末な」という感じになります。
なので、相手の服に”It’s cheap”と言うと「安っぽい服だね!」という意味になるので、もれなく友達を失くしてしまうかもしれません(笑)けげんな顔をされるのも、うなずけますね。
cheapという英単語は中学校で習うような基礎的なものですが、このニュアンスまでは教わる機会はあまりないと思います。よく知っているからと言って、うかつに使うと失礼になってしまうこともあります。
値段にまつわる英語表現まとめ
他にも、値段にまつわる英語表現はいろいろとあります。cheapの代わりに何を使えばいいのか、チェックしてください!
reasonable:(良い意味で)値段が安い
という場合はreasonableを使うのがベストです。そもそもは「合理的な」という意味なので、「こんなに良い商品がこんなお手頃な値段で!?」という感じになります。
affordable:入手可能な
誰でも買いやすい、手に入れられるという意味で安いという感じになります。
inexpensive:(値段が)高くない
品質や見た目関係なく、価格が安いという事実だけを言う場合に使うので悪い意味でなく「高くない」という意味になります。
同じ「安い」でも、使い方を考えて使わないといけませんね。伝えたいことを正しく言えるようにしておきましょう!