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【洋楽で英語リスニングVol.10】Beyonceの”If I Were a Boy”の歌詞で覚える仮定法



今回も洋楽の歌詞で英文法を学ぶコンテンツをお届けする『洋楽で英語リスニング』、今回はBeyonceの大ヒット曲の”If I were a Boy”の歌詞で「仮定法」の使い方を学びましょう!


Beyonceの”If I Were a Boy”の歌詞で覚える仮定法


Beyonce(ビヨンセ)の”If I Were a Boy”は、2015年3月に出版した『Fランク大学出のボクでもスマホで洋楽聞いてTOEIC905点、今や海外営業マン! 英語マスター法』(工藤政春著、主婦の友社)の第4章(82ページ)でもご紹介させていただいております。歌詞のサビ・コーラス部分で仮定法(If I were~、わたしがもし~だったら)を覚えられます。


Beyonceの『If I were a Boy』は2008年にリリースされ、ビヨンセの3rdアルバム “I Am…Sasha Fierce”に収録されております。この曲は商業的に大ヒットし、25ヶ国以上のチャートでトップ10入りを果たし、イギリスを含めたヨーロッパ8ヶ国でチャート1位に輝きました。US Billboard Hot 100では最高3位を記録しております。



サビ・コーラス歌詞


If I were a boy

I think I could understand

How it feels to love a girl

I swear I’d be a better man.

I’d listen to her

Cause I know how it hurts

When you lose the one you wanted

Cause he’s taken you for granted

And everything you had got destroyed


もし私が男だったら

理解できていたと思う

女の子を愛する感覚も

良い男になると誓うわ

彼女の話もちゃんと聞く

どれだけ傷ついているかわかるから

求めた人を失った時に

彼はあなたを当たり前の存在だと思って

あなたのものを全てを壊したから


仮定法~


仮定法過去は、現在の事実の逆や願望を表します。「(今)もし~ならば、…だろうに」と現在の事実に反する仮定を表現するときには、If + S + 過去形 [were] ~, S + would/could/might/should + 原形 ….で表します。


例文:

If I were a boy, I could understand him.

(もし私が男だったら、彼を理解できるのに。)


主語がIやhe のような単数の場合でも、仮定法では be動詞はwas の代わりに were を用いるのが基本になっています。会話などの口語表現では was もよく使われます。


 


その他の例文:


サビ・コーラス以外の歌詞(Verse)でも仮定法が使われておりますので、例文として下記の通りにご紹介いたします。


例文①  Verse 1より


If I were a boy  Even just for a day

I’d roll outta bed in the morning and throw on what I wanted then go

(もし私が男だったら、一日だけも、朝ベッドから転がり起きて好きなものを着て出かけるだろう)


例文②  Verse 2より


If I were a boy , I would turn off my phone, Tell everyone it’s broken                                         (もし私が男だったら、ケータイの電源を切るだろう、みんなに壊れたと言って)


例文③ Beyonce –If I Were A Boy Remix (feat. R.Kelly)のRケリーのVerseより


If you were a boy then girl you’d understand

(もしキミが男だったら、キミにもわかるようになるだろう)


例文


As I don’t know her LINE ID,  I cannot send her a LINE message .(事実)

If I knew her LINE ID, I could send her a LINE message.(仮定法過去)

「もし私が彼女のLINE IDを知っていれば、LINEでメッセージを送れるだろうに


 


以上、いかがだったでしょうか?洋楽で楽しい英語学習を!


【書籍案内】


わたしは大学生だった当時、大学受験に失敗して、不本意ながらFランク大学の学生として過ごしておりました。(中略)しかしそれでは未来は開けません。そこで好きだった洋楽(POP、HipHop、R&B、EDM、Rockなど)の歌詞を知りたい、英語がしゃべれるようなりたいと思い、洋楽を教材に英語の勉強を始めました。(「はじめに……読者のみなさんへ」より)


 



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