英語ライティングをしていると、
「自分で書いた英文、正しいのか分からない…」
こういう悩みは必ず出てくると思います。特に外国語として英語を勉強していると、いわゆる”ネイティブっぽい英文”とぎこちない英文というのは判別しにくいものです。そういう時に、グーグル先生を使ってネイティブっぽい英文を調べる方法をご紹介します!
英語ライティングに役立つ!ネイティブっぽい英文をググって調べる2つの方法
ネイティブチェックしたい時は『フレーズ検索』でどれくらい使われているか調べよう
方法は簡単、自分が作った英文をダブルクオーテーション(””)で囲んで検索するだけです。例えば、「ドライブに行く」を”go in driving”か”go driving”どちらが正しいか迷ったとします。
それぞれを検索する時に
- ”go in driving”
- ”go driving”
と、それぞれ検索ボックスに入力してそれぞれ検索します。そして検索に引っかかった件数をチェックします。この数字が多ければ多いほど、英語として一般的に使われている確率が高くなります。
結果、それぞれ引っかかった件数は、”go in driving”は約181,000件、”go driving”は約388,000と倍以上の開きが出ました。
この場合は”go driving”が英文としては一般的である、ということが言えます。このように、いわゆるネイティブチェックが、グーグルを使えば英語ネイティブに聞かなくてもできてしまうのです。むしろ、統計的によく使われる件数が分かるので、変な主観が入らない文客観的でネイティブらしい英語かどうかが分かるでしょう。
そもそもフレーズ検索というのは、正式名が「完全一致検索」と言い、今回で言えば”go driving”と、この順番でこの2語を使っている人がどれだけいるかを調べるためのものです。
ちなみに皆さんも普段よく使うググる方法は「キーワード検索」と言います。これはそのキーワードを順番に関係なく使っているページが引っかかる検索のやり方です。なので、goとdrivingをダブルクオーテーションで囲まないで検索すると、この語順で使われるかどうかは分からないので注意してください。
「ここinだっけonだっけ…」判別できない時は『ワイルドカード検索』で調べよう
たとえば、「それをツイッターに投稿した」と英語で書きたい時、
I posted it in Twitter.
なのか
I posted it on Twitter.
どちらが正解か、分かりますか?これは英語の前置詞にそうとう慣れていないと間違えてしまう紛らわしい問題です。こんな時は、グーグルでワイルドカード検索をしましょう。
方法はこれも簡単、迷った箇所をアスタリスク(*)と入れ替えて検索するだけです。今回の場合は、
I posted it * twitter
こうやって検索します。すると、検索結果に表示されるのは圧倒的に”I posted it on twitter”であることが分かります。なのでこの場合は、ネイティブから見るとonを使う方が自然な英文になる、ということが分かります。
このように、文の中の一部分をどう書けば良いか分からない時などはワイルドカード検索はとても便利です。特に前置詞の使い分けはかなり日本人にとっては難しいので、ライティングをする時は積極的にワイルドカード検索をしてみましょう。
ググる文化は世界共通
これは余談ですが、「ググる」というのは英語では”google it”と言います。そのまま訳すと「グーグルする」で「ネット検索で調べる」ということですね。英語でも日本語でもグーグルの便利さは同じようです。
以上、いかがだったでしょうか?Google先生を上手に使えば、英語ライティングをする時の大きな味方になってくれます。ぜひ試してみてください!