よく英語を学ぶ人々から、お酒が入ると英語がスラスラ出てくるという話を聞きます。私の自身の経験で言うと、お酒を飲んで少し気が大きくなり、文法のことで頭でっかちになったり、間違えたらどうしようと恐れたりする心が和らぐせいではないかと思っています。
…といって、ちょっとお酒が過ぎてしまうことも、しばしば。リラックスした勢いで「酔った!」と英語で言ってみましょう!
レベル別にみる「酔った」という表現5選
酔いレベル0 :Sober(しらふの)
お酒に酔っていない状態です。車の運転はsoberの人にお願いしましょう。
また、sober upで酔いをさますという意味があります。
You should sober up if you are driving.(運転するなら酔いをさましてからにすべきだよ。)
酔いレベル1 Tipsy(ほろ酔い)
軽く酔っている状態です。足元が少しふらつき、千鳥足の状態もです。
She was already tipsy after drinking a glass of wine.(彼女はワインを一杯飲んだだけで、ほろ酔いだった。)
酔いレベル2 Drunk(酔っている)
まだまだ楽しんで飲んでいる状態です。声が大きくなったり、笑い声が絶えなかったりするころ。
お酒に弱い人は、そろそろ眠くなっているのではないでしょうか?
I am getting drunk.(酔っぱらってきた。)
酔いレベル3 Wasted(ひどく酔っぱらう)
wasteは通常、「無駄な」と言う意味があります。
このレベルに達したら、飲みすぎでろれつが回らなくなってきたり、視点が定まらなかったりしています。何かあっても、酔っているために役に立たない、「無駄な人」になった状態と解釈できます。
話も何を話しているのか、だんだん見えなくなるころ。もう帰った方がよさそうです。
You were wasted last night.(昨夜はひどくに酔っぱらってたね。)
Level 4 Hammered (完全に酔っぱらう)
hammeredは「ハンマーで打たれた」という意味があります。お酒がハンマーだとして、すっかり打ちのめされた様子を表します。
もうHang over(二日酔い)が確実なレベル。誰かに付き添ってもらって帰る方が安全そうです。
He got hammered and cried about his ex-girl friend all night.(彼は完全に酔って、一晩中、元カノのことで泣いていたよ。)
Level 5 Smashed(泥酔する)
smashedは、「潰れる、打ち砕かれる」という意味ですが、hammeredと同様に、すっかりお酒に飲まれて潰れた様子を表します。
She was smashed and fell sleep in the washroom.(彼女は泥酔して、トイレで眠ってしまった。)
以上が北米で一般的なスラングですが、調べてみるとたくさんの「酔っぱらった」という表現が出てきます。世界中で、たくさんの人が酔っぱらい、お酒に打ち負かされたりした証拠とも言えそうです。
みなさんも、これらの単語を覚えていられる程度にお酒を楽しんで、ぜひ使ってみてくださいね!