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ノーベル文学賞に選ばれたボブ・ディラン氏の名言で英語学習をしよう


今年のノーベル文学賞がつい先日発表されましたね。今年こそ村上春樹が悲願の受賞になるかと思いきや、何と受賞者はミュージシャンのボブ・ディラン。今回はボブ・ディランについて学びながら英語学習も行いたいと思います。


ボブ・ディランの名言で英語学習をしよう


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Who’s Bob Dylan? ボブ・ディランとは?


ボブディランは20世紀に最も影響力があったアメリカのシンガーソングライターの1人。彼の功績は偉大なもの。半世紀以上にもわたってポピュラー音楽や大衆文化に影響を与え続けています。彼の曲の多く(特にキャリア初期の曲)は戦争や市民権、人種差別などに対する社会問題について歌った曲が多いです。このことから時代の代弁者と称されることも。もちろんその他にも愛や宗教などについて歌った曲もあります。


これまで数々の賞を受賞してきたボブ・ディラン、その中にはグラミー賞、アカデミー賞、ゴールデングローブ賞などのビッグタイトルも。2008年には何とピューリッツァー賞特別賞を受賞。そして2012年にはオバマ大統領により大統領自由勲章を授与されています。


Songs:代表曲


彼の有名な作品と言えば”Blowin’in the Wind”(風に吹かれて)が日本人には最も馴染み深いものではないでしょうか?映画『アヒルと鴨のコインロッカー』の主題歌に使われましたよね。その他にも”Like A Rolling Stone””Knockin’on Heavens Door”「天国への扉」など数え切れないほどの名曲を残しています。75歳になってもなお精力的に活動を続けるまさに生きる伝説ですね。


ノーベル文学賞の受賞理由は?


ボブ・ディランがノーベル文学賞を受賞した理由は以下の通り。


He (Bob Dylan) has created new poetic expressions within the great American song tradition.


彼は偉大なアメリカ音楽の伝統の中に新たな詩の表現を創造したから


つまりボブ・ディランの音楽よりも、彼が制作した歌詞の詩的さ、文学としての詩として評価されたのですね。実際に彼が作詞した曲は詩的なものが多いです。英語学習にも彼の曲は最適なので、ぜひ彼の曲を使って英語学習を行ってみてください。びっくりするくらい言葉選びが秀逸で響きが美しいです。英語学習だけではなく、価値ある知識みたいなものも学べるはずです。


知っておきたいボブ・ディランの名言


前置きが長くなりましたが、ここからは本題であるボブ・ディランが残した名言で英語を学んでいきましょう。今から紹介する名言は全てボブ・ディランが言ったものか、歌ったものです。


1. “Behind every beautiful thing, there’s some kind of pain.”

綺麗なものの裏にはいつも何かしらの痛みはつきものなのだよ


Behind~, there’s …で「~の後ろ・裏には…がある」という意味です。ここでのSomeは「いくつかの」という意味よりも「何らかの、何かしらの」という意味。いい言葉ですね。どんな綺麗な物にも何か裏はある、見かけで判断してはいけないということ。


2.”Some people feel the rain, others just get wet.”

雨を感じる人々もいるが、(雨を感じずに)ただ濡れるだけの人もいる


何とも詩的な表現です。Some people~, others…では「~な人々もいれば…な人もいる」とう意味です。…の部分には~とは逆の意味の文章が続くことが多いです。


3.”Life is more or less a lie, but then again, that’s exactly the way we want it to be.”

多かれ少なかれ人生は嘘だよ、でもそれがまさに私たちが望む人生なのさ


こちらも解釈が少し難しい名言。しかし何か心に来るものがあるのではないでしょうか?”more or less”は「多かれ少なかれ」、”but then again”は「~とはいうものの、しかしまた一方」。”exactly”「まさに」という強調を表す副詞が使われていますね。”the way we want it to be”のitはlife。


4.”When you’ve got nothing, you’ve got nothing to lose.”

何もない時は、失うものがないってことだ


これは有名な名言。” you’ve got nothing to lose”はそのまま覚えたい表現です。Loseの代わりに様々な動詞を入れることで応用が利く表現。


5. “People seldom do what they believe in. They do what is convenient, then repent.”

人々はめったに信じることをしない。人々は都合の良いことをするんだ、そして後悔するのだよ


これは心にとどめておきたい名言。あなたは自分がしたいことをしていますか?自分に嘘をついて都合のいいことをするのではなく、本当にしたいことをやるべきだというメッセージ性がある名言。”seldom”は「めったに~しない」、”convenient”は「便利な」という意味が有名ですが「都合の良い」という意味もあるので要注意。”repent”は難しい単語ですね。意味は「悔む、後悔する」。


 


以上、いかがでしょうか?ボブ・ディラン氏を知っている人もそうでない人も、ノーベル賞受賞をきっかけに、英語学習に役立ててみてください!


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