大学生で英語のテストを受けたことがない人はいないでしょう。中高の定期テスト、英検、大学受験などがありましたよね。大学生が受ける英語のテストと言えば、TOEICかTOEFLです。大学の成績や就職活動で使われることが多いので、TOEICの方が一般的だと思います。
そして、TOEICに難しいイメージがあって、お金を払ってまで受験するのに抵抗がある人もいるのではないでしょうか?できればある程度勉強してからTOEICを受けたいと思うはず。そんな人のために、本番と同じように受験できるのが学内TOEICです。この場合の受験は大学生に限定あれ、全国の大学で開催されています。
今回は、学内TOEICを受けたことない人向けに書いていきたいと思います。大学1年生や、英語の学習を今まであまりしてこなかった人は特に注目ですよ。
学内TOEICとは?
学内TOEICとは、一言で言うと、大学の生協が実施主体となっているTOEICのテストです。問題の形式、試験時間はTOEIC公開テストと全く同じです。試験結果も同じように、リーディングスコア、リスニングスコアに分かれています。さらに、試験監督もいるので、緊張感持って試験に臨めそうです。
学内TOEICの3つのメリット
①受験料が安い
TOEIC公開テストよりも安い料金で受験できること。TOEIC公開テストは5725円、学内TOEICは4400円です。1500円ほど節約できますね。一人暮らしの大学生や、節約を頑張っている大学生には嬉しい料金です。
②本番さながらの雰囲気
本番と同じ雰囲気で受けられること。自宅で本番と同じように問題を解いていても、どうせ練習だと思って気持ちが入りきらない人も多いでしょう。しかし、学内TOEICは、TOEIC公開テストと全く同じ雰囲気で行われるので、受験者の本当の英語力を図ることができます。
③自分の学校で受験できる
学内TOEICなら通い慣れた自分の学校で受けることができます。初めての場所で受けるのとは違い、緊張も柔ぎます。初めて行く場所と違い、道に迷う心配もないので、かなり時間の余裕を持って家を出る必要もありません。
学内TOEICのデメリット
良いことづくしの学内TOEICのように思えますが、1つデメリットがあります。学内TOEICは公式認定証が発行されません。そのため、就職活動や大学の成績認定などには使うことができないのです。逆に、今すぐ認定証が欲しいという人は、学内TOEICではなくTOEIC公開テストを受ける必要があります。
本番TOEICの前に学内TOEICを受けよう!
学内TOEICの最大の特徴は、手軽に受験できるところです。初めてだからTOEICを受けたい人、公式認定証が欲しいわけではなく、自分の英語の実力がどれくらい伸びたかを測りたい人などには、最適なテストだと思います。
最後に、グローバル化が進み英語を話せることが必須の時代になりつつあります。大学生の方は早目に英語学習に取りかかっておきましょう。TOEICである程度結果を残すことが、将来の仕事にきっと役立つ日が来ますよ。