ニュージーランドのパルマーストン・ノース男子高校の先生、ドーソン・タハナ・タマテアさんは、7月20日にこの世を去りました。
とても優しく、みんなから慕われていたそうです。
Dear Parents,Regrettably this morning I write to advise our school community of the tragic passing of Mr Dawson...
Posted by Palmerston North Boys'High School on 2015年7月19日
そんな先生を運ぶ霊柩車が、学校の正門を通ります。
すると、そこには1700人もの生徒が一同に待ち構えていました。
youtube.com
1700人の生徒たちは、一斉にあることをし始めたのです。
https://www.youtube.com/watch?v=M6Qtc_zlGhc
生徒たちが披露したのは、何と「ハカ」という踊り。
タマテア先生は生徒たちに、数学と体育以外に「ハカ」を教えていました。
「ハカ」とは、ニュージーランドの原住民マオリ族の戦士が、戦いの前に自分たちの力を誇示して、相手を威嚇する踊りです。
しかし現在では訪問者を歓迎する舞でもあります。
迫力のある声とダンスから、タマテア先生に対する敬意がひしひしと伝わってきます。
たくさんの生徒たちから、慕われていたんですね。
タマテア先生も立派に踊る生徒たちを天国から見て、きっと喜んでいるでしょう。
出典:PNBHS Haka for Mr. Dawson Tamatea's Funeral Service - YouTube