山口県にある老舗旅館で、行き場のない猫たちを救うプロジェクトが始まっています。
それは、旅館の中庭に猫たちが快適に暮らせる「猫庭」を作ること!
中庭を柵で囲い、その中にコンテナを再利用した猫たちの部屋を置きます。
この部屋は冷暖房完備はもちろん、側面をガラス張りにして日当たりを良くし、寒い日でも暑い日でも猫たちが快適に暮らせるように設計されています。
また、中庭には木や岩などもあるため、猫たちが自然に近い形でのびのびと暮らせるようになっています。
このプロジェクトを立ち上げたのは、山口市にある「てしま旅館」の三代目オーナー、手島英樹さん。
手島さんは以前から、旅館の前の道路で車にはねられて命を落とす猫の姿に心を痛め、自宅で猫を保護していましたが限界を感じ、どうにかできないかと悩んでいました。
そんな時、旅館で行っているデイサービスの中で、猫を見た利用者さんたちがいつもより明るくなっていることに気づき、今回のプロジェクトを思いついたんだそうです。
このプロジェクトは現在、クラウドファウンディングサイト「READYFOR」にて支援者を募っており、締め切りが4月4日となっています。
人を癒し、猫たちを救う素晴らしいプロジェクトは、ぜひ応援したくなりますね!
このようなプロジェクトが全国に広がり、行き場のない猫たちが減ってくれることを祈ります。
手島さんのプロジェクト:5000匹が殺処分される山口県で猫の命をつなぐ旅館をつくりたい!(手島英樹) - READYFOR (レディーフォー)
てしま旅館のHP:てしま旅館