TVの凋落が囁かれている今。その実態が今回の調査で明らかになった。10代~20代の男女1,315人に対して行った「YouTube」に関する調査。今の若者の実態が浮かんで来た。こういった数字を深読みしていくことで、今の日本の姿が見えて来る。『興味深い日本の今』。その内容・実態、そして、その背景を探る。
若年層のYouTubeの利用率は、95%以上に
20代男性の利用率が最も高く、96.2%。全体で見ると95.4%の若年層が、YouTubeを利用している。続いて、「YouTubeの利用頻度」について尋ねたところ、毎日利用していると答えた10代男性は、なんと70%。10代女性が52.2%。20代男性は63.3%、20代女性は39.3%という結果になった。10代男性の異様に高いYouTube利用率。
では、どんな番組を見ているのか?
上位二つは、なんと10億回を超えている。『え?10億回って!!。』大丈夫なのか、テレビ業界!!
再生数から見えて来る日本の裏側
日本の人口1億2632万人(平成31年1月現在)。上位1位・2位は、日本の人口を超えている。つまり、リピーターが、同じ動画を何度も見ている証拠。『面白いものは、何度も見るが、つまらない、興味がないものは、全く関心を持たない。』今の日本の実態が、浮かび上がって来た。
どこに向かっているのか?そして大丈夫か?ニッポン
いくらテレビ業界が頑張っても、なかなか視聴率が上がらない今。新聞を読まない若い世代も多い。一方で、自分が求める情報は、必死になって探しに行く。今回の調査の数字から、ニッポンの社会情勢も見えて来る。一律の垂れ流し情報には、全く興味が無い若者たち。この若者たちが真に求めているものを探し、それを提供していくことが、ヒットのキーワードとなるだろう。
情報提供 PR TIMES https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000118.000013425.html
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000064.000015232.html