地球は太陽の周りを周り、太陽は銀河系の中心を回っていると言われております。その銀河の中心にはブラックホールという巨大な質量を持った星があり、すべてのものを飲み込む非常に恐ろしい天体であります。そんなブラックホール。最近まで計算されていた距離よりも実はもう少し近い可能性があるというのです。果たして地球は大丈夫なのでしょうか。
意外に近かったブラックホール
Earth is 2,000 light years closer to black hole than we thought, experts say https://t.co/3sWzd16QZR pic.twitter.com/HlIUm7N1j2
— Daily Star (@dailystar) November 30, 2020
さてこちらの記事によりますと、我々のブラックホールは、従来計算されていた距離よりもなんと2000光年も近かったということなのです。
最近の計算では、ブラックホールは地球から25,800光年離れた場所にあるということで、1985年に国際天文学連合によって採用された公式の値である27,700光年よりも近いとのことです。
ブラックホールは、我々の住む銀河系(天の川)の中心にあるとされておりますが、2000年光年近いということは人間からすればとんでもない誤差なのかもしれません。
ちなみに、1光年は光の速さで1年かかる距離ですので、仮に光の速さのスピードで移動したとしても、その距離の誤差は2000年。しかもブラックホールまでは25,800光年ありますので、現代の人間が近づくことは不可能でしょう。
ちなみに太陽系はこんな感じで、銀河の中心を回っております。
また、太陽系の直径は0.000475光年。1光年がいかに長いか。
結局地球は太陽の周りを回り、太陽は銀河の中心ブラックホールを回っているということであれば、早い話我々地球は、間接的にブラックホールの周りを回っているという考え方もできそうですね。
もちろんそこに落ちる前に太陽系は消滅するでしょうけど。
Source:DailyStar