マクドナルドでは数々の商品が誕生し、そして消えていきました。その中では「2度と復活しない」残念な商品もあります。費用対効果が悪い、売上が悪いなど様々な理由があるのかもしれません。その中で今回紹介したいものは2013年に発売され、その後一切復刻することがなかった「マックトースト」という商品を紹介します。マックトーストとはいったいどんなものなのでしょうか。
マックトーストとは
「マックトースト」とは今からおよそ9年前の2013年に発売された商品。
バンズの両面を香ばしくトーストされており、2枚のチェダーチーズとカナディアンベーコン(ロースハム)を挟んだメニュー。
おそらく「ホットサンド」をイメージしたものだったが、バンズを裏返して焼くという「無秩序なスタイル」は当時画期的だった。
また他のハンバーガーと比べ驚異の薄さ。初代iPhoneSEと比べても厚さが、iPhoneSE3枚分ぐらいしかない。
そして何よりうれしいのが、価格が100円(税込)という超お値打ち価格。2013年10月4日(金)~10月下旬まで販売されておりました。
しかし、その後一切復刻することがなかった幻のハンバーガーです。
参照:マックサンド(日本マクドナルド)
なぜマックトーストは復刻しないのか
ではなぜ「マックトースト」は復刻しないのか。
実は、1回発売されるも、その後一切復刻しない幻のハンバーガーはいくつもあり「グリルビーフバーガー」「ビチキンタレタ(タツタではない)」「名古屋名物みそカツバーガー」等がある。
ネットでは「ぜひ復活させて欲しい」「また食べたい」「朝に食べたい」などの要望がある一方「うすすぎる」という声も。
しかし100円という驚異的な安さと、他のバーガーに比べ圧倒的な軽さは再販を熱望する声も理解できる。
推測するに、バンズを裏返しに焼くという特殊なオペレーションの手間がかかり、他の商品提供の時間ロスにつながるため、なかなかGOが出にくいのかもしれない。
過去に「チキンタツタ」も一時期はレギュラーメニューだったが、限定メニューとなってしまった。これも「フライヤー」でチキンを揚げる手間および、バンズを蒸すという昼間のメニューにはあまりないオペレーションが負担となった経験がある。
とはいえ、ファンの声が届けば、復刻の可能性はゼロではないし、海外ではレギュラーメニューである地域もある。
ぜひとも「マックトースト」復刻、もしくは朝マックのレギュラー化を願いたいところだ。