18本のマッチ棒を並べて同じ大きさの正三角形を6個つくりました。18本のマッチ棒のうち3本のマッチ棒を移動して、正三角形の個数を7個にして下さい。ただし、7個の正三角形はすべて同じ大きさにするものとし、マッチ棒は折ったり重ねたりしてはいけません。図形認識力が高い人は、簡単にこの問題を解いてしまうことができるのではないでしょうか。
移動する3本のマッチ棒は...。
3本のマッチ棒を移動して正三角形の個数を現在の6個から7個にするということなのですが、どの3本を移動すると良いのでしょうか。下の図のようにピンク色の円で囲まれている3本のマッチ棒を移動してみてはどうでしょうか。
ピンク色の円を取り去り、移動しようとしている3本のマッチ棒の頭を緑色にしました。どのマッチ棒から移動してみましょうか。
ピンク色の円をつけたマッチ棒を移動してみましょう。マッチ棒は折ったり重ねたりしてはいけないのでした。では、どこに移動しましょうか。マッチ棒が重なってはいけません。
ピンク色の円をつけたマッチ棒を、下の図のように移動しました。今のところマッチ棒は重なっていません。
下の図のように次に移動したいマッチ棒にピンク色の円をつけました。このマッチ棒を移動することを考えて見ましょう。既に移動を終えたマッチ棒からはピンク色の円を取っています。
ピンク色の円をつけたマッチ棒を、下の図のように移動しました。この場合もマッチ棒は重なっていません。
移動し終えたマッチ棒は2本ですから、あと1本のマッチ棒を移動して、正三角形の個数を7個にしなければなりません。さて、どこに移動したらよいでしょうか。あなたには残り1本のマッチ棒の移動先が既にわかっているのではないでしょうか。
答えです。
最後の1本のマッチ棒は下の図のように移動します。マッチ棒は折っていませんし重ねてもいません。そして、正三角形は確かに7個になりました。
6個の正三角形が実際に目の前に置かれるとわかりやすかったかもしれないのですが、図を見ただけではそれぞれの三角形がどのような位置関係にあるのかを把握するのは難しかったかもしれませんね。
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