画像の中に6個の漢字が書かれています。しかし、少し形が歪んでいるようにも見えます。実はこれら6個の漢字は、ある漢字のパーツとなっているために、横に伸びていたり、縦に伸びていたりして、単独で書く場合とは少しだけ形が違っています。今回は、これら6個のパーツを正しく組み合わせて二字熟語を作る問題です。
6個のパーツに番号をつけました。
あなたはもう、どのパーツとどのパーツを組み合わせたら良いのかがわかってしまいましたか。「わかった。」という人は答え合わせをしてみてください。答えはこの記事の一番最後にあります。
まだわかっていないという人は、一緒にパーツの組み合わせを考えましょう。どのパーツを組み合わせたのかがわかりやすいように、6個のパーツに番号をつけました
2個それぞれの漢字のパーツを左側と右側に分けてみましょう。
二字熟語ですから完成する漢字は2個です。それぞれの漢字に使うパーツを左側と右側に分けて分けてみましょう。
2のパーツを右側に、5のパーツを左側に移動しました。左側にある1、5、3の3個のパーツで漢字1文字が完成します。そして、右側にある4、2、6の3個のパーツで別の漢字1文字が完成します。
漢字好きの人や漢字が得意という人はこの時点で、頭の中で2個の漢字を完成してしまっているかもしれません。しかし、まだわからないという人は少なくないでしょう。
先ず左側の3個のパーツで出来る漢字を考えましょう。
1と5の漢字の入れ替えました。入れ替えた5と1のパーツを繋げると新しい漢字ができないでしょうか。
5と1のパーツを繋げると、「舌」という形になりました。
これと3のパーツを組み合わせると、何か漢字ができそうですよ。もうお分かりですか。
3のパーツを移動しました。
3個のパーツ1、3、5を組み合わせると「話」という漢字が出来上がりました。
次に、右側に並んでいる3個のパーツで完成する漢字について考えてみましょう。
右側に並んでいる4と2のパーツを入れ替えました。
これら2個のパーツを組み合わせると、見たことのある漢字になりませんか。
2と4のパーツを繋げました。
これは「里」という漢字ですね。この漢字と6のパーツを組み合わせてできる漢字に心当たりはありますか。
6のパーツを上の方へ移動しました。
6のパーツを上の方に移動後、さらに左の方へ移動すると...。
右側の漢字は「童」でした。
6紺パーツを組み合わせてできたのは、「話」と「童」という漢字でした。
今回は二字熟語を答える問題でした。「話」と「童」を並べた「話童」は二字熟語ではありません。これら2個の漢字を入れ替えると...。
答えです。
6個のパーツを組み合わせてできる二字熟語は「童話」でした。
完成した二字熟語「童話」を見ると、とても単純なパーツの組み合わせのように思います。しかし、ばらばらになっている6個のパーツをみて、すぐに「童話」という漢字を組み立てることができる人は少ないのではないでしょうか。時々こんな問題に取り組んでみるのも楽しいかもしれません。
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