今回、静岡県の中心に甚大な被害をもたらした台風15号。日頃から台風のみならず、地震などの災害に備えておくことが大切です。乾パンや缶詰と一緒に「レトルトご飯」を備えている方も多いと思いますが、今回ご紹介する商品はお釜や炊飯器、メスティンすら使わずにご飯が炊ける優れもの。災害への備えとして、一つリュックに入れておくといいかも。
ダイソー「ご飯が炊ける炊飯袋」は、たったの100円!
ダイソーで販売中の、ご飯が炊ける炊飯袋。キャンプ用品の売り場に置いてありましたので、本来の目的はアウトドアでライスクッカーやメスティンよりも手軽に炊飯をするものだと思われます。しかし、これはより手軽にお米が炊けるものとなっています。
当然災害時にも「お湯」は必須ですが、簡単にご飯が炊けそうです。また、一人暮らしでごく稀にしか自炊しないなんて方にも便利な商品なのではないでしょうか。
炊飯時間は約45分ほどですが……
ご飯が炊ける炊飯袋は10枚入り!1枚で生米100g、丼1杯分の炊飯が可能です。材質は不織布のような感じで、再利用もしようと思えば不可能ではないかも。もちろん災害時のような緊急事態でなければ、再利用はしない方がいいかなとは思います。
今回はお米を100g使って炊飯してみることに。今回は無洗米を使っていますが、通常のお米を使う際は、しっかりと研いでくださいね。
説明通りに作りますと、沸騰したお湯に入れて15分から20分くらいフタなしで湯炊きします。
その後、いわゆる「湯切り」をします。
湯切り後すぐにフタをして、また15分から20分ほど蒸らせば完成!説明通りに作ったのですが、実は一つ重要な工程が抜けておりました。後述しますが、これは絶対に作り方に入れておいた方がいいかと……。
ご飯が……なんかちょっと違う
さてさて、しっかりと炊き上がったご飯。香りは悪くありませんし、見た目もツヤッツヤとはいきませんがそれなりの仕上がり。
ご飯の味をしっかりと確かめるため、最低限のおかず「ふりかけ」でいただきましょうか。
えーと、ちょっとね……パサパサというかポソポソというか、なんていえばいいんだろう。お米のポテンシャルを全く引き出せていない感じ。普通に食べることは可能ですが、このご飯が美味しいかといわれると「無し寄りの無し」かと。
実は、お米を炊く時に大切な工程がひとつ抜けているんですよ……そう、それは「お米を水に浸す」こと。これが抜けていたために、粘り気の少ないご飯になってしまったような気がします。それをすることで、そこそこ美味しいご飯が出来上がりました!
もちろんお釜や炊飯器に比べると数段味は落ちます。それでも十分に食べることができる味ですし、電気は使えないけどお湯は沸かせる!なんて時には大活躍間違いなし。10枚100円なので、とりあえず「非常持出し袋」に入れておいてみてはいかがでしょうか。
ご飯が炊ける炊飯袋 100円(税抜)
※文中は全て税抜きです
ダイソーといえば、今年も大々的にコカコーラコラボが開催されています。かなり魅力的な商品が多いので、なくなる前にゲットしちゃいましょう!
source:ダイソー