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クラブハウスを受け入れられない理由にインターネット老人会の共感が集まる


image:秒刊サンデー

最近なにかとよく聞くSNS、クラブハウス。Twitterなんかを見ていると「話題のクラブハウス始めました」というツイートが沢山。いや、っていうかそれ、クラブハウスでやればよくない?何でTwitterで言うの?と思っている方も多いのではないでしょうか。

「流行モノに敏感な自分」を演出したいんだろうか?それもあるでしょう。しかし、クラブハウスは実は現在主流のSNSとは一線を画す仕様なので、そんなツイートも無理からぬことなのです。

クラブハウスの特徴

クラブハウスは、基本「招待制」のSNS。そのあたりは懐かしのmixiのような仕様になっております。当初、2名しか招待ができないことから「プレミア感」と捉えられ、クラブハウスの人気に拍車をかけている部分でもあるかもしれません。(現在は5名招待出来るようになっていました。)

しかし、クラブハウスと他のSNSとの一番の違いはそこではなく「文章を使ったコミュニケーションではない」という部分です。基本的にコミュニケーションは「音声」になります。そんな音声SNSクラブハウスについて、インターネット業界の重鎮の発言が注目を集めております。

インターネット業界の重鎮が「クラブハウスを受け入れられない理由」

ソフトウェア開発会社であり、時代の最先端を行く企業サイボウズの大槻氏が「僕の好きなインターネットはテキストとリンクと検索。それができないライブ音声にはあんまり興味が湧かないんだよね」と発言。

これにはインターネット黎明期からインターネットに触れてきた古参組(通称インターネット老人会)が激しく共感。話題となっております。

インターネット老人会の皆様が共感

90年代中期くらいからの「老人会」の方も共感を禁じ得ない様子。

料理動画でもテキスト部分を見て作ってしまうのは、すごくわかります。かくいう筆者も2000年頃からインターネットに触れてきたインターネット老人会。やはり自分のペースで読めるのが良いのかも。

インターネット老人会だけど、クラブハウスを始めてみた

image:秒刊サンデー

そんな折だった。クラブハウスの招待が筆者に届いたのは。

新しいことに挑戦しなければインターネット老人どころか普通に老人になってしまう。
登録してまずはフォロワー集めだ。知り合いを見つけてはフォローしてみて、とりあえずクラブハウスを使ってみることにした。

image:秒刊サンデー

クラブハウスでは画像下の「+ start a room」と書かれた部分をタップすると、自分が中心となる「音声でやり取りできる部屋」が作れる。もしくは、誰かが作った部屋に参加することでコミュニケーションをとることが出来るのだ。

つまり、その二つ以外に他者とのコミュニケーションの方法がなく、ライブ動画も届くわけではないため、この部屋でしゃべらない限りは何一つ始まらずに、ただ空しく人をフォローしたりフォローされたりするだけだ。

ちなみに、自分で部屋を作って一人でしゃべるという使い方もできる。やってみたけど、何も喋る事なんか決めずに実験で開いただけなのにみるみるうちにフォロワーの方々が部屋に入室してリスナーとして聞いてくれ始めた。これがきっと楽しさなのだろう。でも何も喋る事は無かったのですぐに自分で部屋を打ち切った。

「start a room」と書かれたこの画面がメイン画面から他人の部屋にリスナーとして入ることも可能だが、とっても意識の高いお話や、そもそも日本語じゃない言語でコミュニケーションされていたりと、とてもじゃないが老人会出身の筆者にはついていけそうになかった。やはりテキスト検索って素晴らしい。

それにしてもクラブハウスが流行る理由がわからないというのは老人の証拠なのかもしれない。

画像掲載元:秒刊サンデー

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