100年前といえば、第一世界大戦がおわり、一呼吸。日本では大正から昭和に変わるちょうど、節の時代ではありますが、そんな時に誕生した100年前のクリスマスツリーがあるというのです。そもそもそんな昔から存在するというのは驚きではあるのですが、100年前に一体何をお祝いしていたのか、非常に気になるものです。
100年前のクリスマスツリー
UK's oldest and most 'underwhelming' Christmas tree back on display for its 100th yearhttps://t.co/7XpL8ebtF7
— Daily Mirror (@DailyMirror) December 1, 2020
クリスマスツリーが100年前・・・ということに衝撃をうけるかもしれませんが、そもそもクリスマスツリーは更に前の1400年代にドイツで飾られたもので、キリスト教徒は全く関係がないようだ。クリスマスというと、英語で「Christmas」と、キリストが出てくる。つまりツリーもそれを祝う木とイメージしがちだが、違うようだ。
本は、ゲルマン民族の行う「ユール」の際に飾られた木が、後々にクリスマスツリーとなっていったという説があるようだ。
ということで、100年前などまだまだ若い、と言いたいところだが、この100年前のツリー。ああ、これは100年経っているな・・・という風貌なのである。
ということで100年前のクリスマスツリーを御覧ください。
I know just how this tree feels:
"An 'absolutely underwhelming' artificial Christmas tree, thought to be one of the country's oldest, is back on display for its 100th year."https://t.co/kqjtKwOR8g pic.twitter.com/XW84ec483N— Mark Rees (@reviewwales) December 2, 2020
なんと年季が入っている・・・しかし、現代のクリスマスツリーの原型とも言える、ツリーとオーナメントは健在であり、立派です。
1920年にウールワースから持ち込まれたこのツリーは、ヒトラーの弾圧をかいくぐり、8つの家を転々とし、現在大切な家族に見守れ、イギリスで最も古い100年前のクリスマスツリーとして保管されているという。
ボロボロではあるが、100年前にしては状態も良いし、その曰くもなかなかのものである。
せっかくならば、このクリスマスツリー、何でも鑑定団に出していくらになるのか鑑定してもらいたい、という気持ちは野暮だろうか。
Souce:MirrorUK