世の中には実に様々なアレルギーがありますよね。何かしらの食品、物質、薬品に対してアレルギーを持つ人は多くいます。アレルギーというと鼻炎や蕁麻疹ののイメージが強いですが、場合によっては命に関わることもあり、決して侮れないリスクの一つです。また、厄介なのが生まれつきのものだけではなく、何らかのきっかけで急にアレルギーが発生することもあるという点です。
クラゲに刺されると納豆アレルギーになる?
冒頭で触れた”急にアレルギーが発生してしまう”ケース、その一例に関するツイートが「意外過ぎる」とネット上で話題になっています。
クラゲに刺されると納豆アレルギーになることがあるという意味わからない話、クラゲに刺されるときに体内にポリガンマグルタミン酸が体内に入るが、これが納豆のネバネバと同成分だかららしい。
この影響でサーファーには納豆アレルギーが多いとか。— Sukuna (@SukunaBikona7) December 6, 2021
クラゲに刺されると納豆アレルギーになることがあるという意味わからない話、クラゲに刺されるときに体内にポリガンマグルタミン酸が体内に入るが、これが納豆のネバネバと同成分だかららしい。
クラゲに刺されると納豆アレルギーになることがあるという上のツイート、多くの人が衝撃を受けSNS上で話題になっています。クラゲに刺されたときに体内に入る成分が納豆のネバネバと同成分のため、という情報にも驚きです。
ネットで調べてみますと以下のような情報も出てきました。上記のツイートをされている方も医師の方とのことですし、医療関係者の中ではよく知られていることなのでしょうか。
クラゲは、触手に標的がふれると、触覚細胞内にポリガンマグルタミン酸 (PGA(poly γ-glutamic acid、))という物質を産生し、その浸透圧作用により毒針を標的に差し込むのだそうです。実は、納豆菌も、その発酵過程でPGAを産生します。クラゲに刺されたためにPGAにアレルギー反応を起こすようになり、納豆を食べることによって、じんましんやアナフィラキシーショックを起こすことがあるとのことです。
引用:BD ドクターの立ち話
上記を見て頂いてもツイートの内容と意味合いは同じです。また、クラゲに刺されたことがきっかけで納豆アレルギーになってしまう、というケースはどうやら珍しいことでもないようですね。これは確かにサーファーのように海で過ごすことが多い人には納豆アレルギー持ちの人も多くなりそうです。
これの似たような話ではマダニに咬まれることで哺乳類の肉アレルギーになることがある。
マダニに咬まれた際にマダニの唾液中にあるα-galという成分に体内に入ることでα-galへアレルギー反応を起こすようになり、同成分を含む豚肉や牛肉などにもアレルギーを起こすようになることが原因。 https://t.co/XX1CFHZ2uN— Sukuna (@SukunaBikona7) December 7, 2021
これの似たような話ではマダニに咬まれることで哺乳類の肉アレルギーになることがある
といったツイートもされており、類似のケースでアレルギーが起きるケースは他にもあるようです。納豆や肉などが食べられなくなるのは、人によってはかなり辛いですね……。アレルギーを起こす食品を完璧に避けるのも大変ですし。
こうした上記のツイートには「初めて知った」「海好きだから気をつけなきゃ」といった驚きの反応が続々と寄せられています。
また、「ラテックスからバナナアレルギーになった」「シラカバやハナノキの花粉症になると、バラ科や豆乳アレルギーを併発する事もあります」などなど、他にも意外なきっかけからアレルギーになる場合は多くいるようです。以前には犬アレルギーも話題になっていましたね。
いずれにしても、体がかゆくなる、鼻水が止まらなくなるといったアレルギー症状が見られる場合には悪化する前に医療機関で検査をするのが賢明ですね。
source:BD ドクターの立ち話