
ドイツ1部シュツットガルトのDFチェイスアンリ(21)が14日、横浜市内で行われたサッカー大会「遠藤航カップ」に参加し、開幕が1年後に迫ったワールドカップ(W杯)北中米大会へ出場意欲を示した。
日本代表MF遠藤航主将(32=リバプール)が地元で毎年開催している小学生向けのサッカー大会に、ゲストとして登場。3月に左内転筋の筋線維断裂を負った影響で松葉づえを突き、子供たちとプレーはしながったが、いすに座ってマイクで解説、大会を盛り上げた。
「僕は、けがで今日はできなかったですけど、子供たちと一緒にサッカーしたり、しゃべったりして楽しかったので、またやりたいですね」
尚志高(福島)からJリーグを経由せずドイツへ渡った有望株。身体能力に優れ、今季は世界最高峰の欧州チャンピオンズリーグ(CL)出場も果たした。
U-23日本代表など世代別には招集経験があり、来年のW杯への思いは強い。現在は負傷中だが「来年のW杯には自分は行けると思っているので、全然、ここから復帰して試合に出て、絶対もう自分が余裕で行けると思っているので、目指しているので、そこら辺は心配ないですね」と自信を示していた。【佐藤成】