ロボット型玩具はいつの時代も存在し、日に日に進化していくわけですが、とりわけ日本は「アイボ」や「ペッパー君」など幅広いロボットが活躍するロボット大国で、もう少しリーズナブルなものであれば、1万円台でハイテクなロボットを購入することが出来ます。さてこちらの鳥型ロボットは違う意味で注目度が高いようです。
ーTeksta Toucanというロボット
さて今話題となっておりますのはこちらの「Teksta Toucan」というロボットです。iPadからBluetoothなど経由して命令を送り込むことが出来る学習型の良くあるロボットなのですが、これがどうやらハッカーに狙われてしまったようです。
とはいえ、こんなといったら失礼なのかもしれませんがあくまで「玩具」であるこのロボットをハッキングして何の得なるのかというと、ハッカーにとってこれと言って明確なメリットはないのですが、利用者にとっては興ざめするとんでもない問題が起きるといいます。
その例として
・ハッカーによってオーディオを制御され勝手に曲を流される
・ロボットが暴言をはく
などで、見た目はバグった鳥にしか見えないのです。
ハッキングされたこのロボットは現段階では大した被害はないのですが、カメラなどを乗っ取られて家の中を監視されたらひとたまりもありませんので、Pen Test Partnersのセキュリティ研究者は、玩具メーカーであるGenesisに警告を送っているということです。
ロボット家電がより進化し、より人間に近くなることでのメリットはあるわけですが、それが一度ハッキングされてしまうととんでもない恐ろしいことが起きそうですね。
画像掲載元:YouTube
掲載元
http://www.dailymail.co.uk/sciencetech/article-5160955/Security-experts-hack-toucan-toy-say-profanities.html
(秒刊サンデー:たまちゃん)