憮然、弱冠・・・これらはどんな意味なのかわかりますでしょうか。まずその前に読めないという方も居るのかもしれませんが・・・憮然(ぶぜん)、弱冠(じゃっかん)と読みます。さてそれらはどのような意味なのか、例えば「憮然」はふてくされているような態度・・・と思うのかもしれませんが、ぜんぜん違うようです。
嘘だろ……
— きつねこ (@EzyQk) 2017年8月16日
29年間、ずっと間違って使ってた……。 pic.twitter.com/0O9LC3wK6H
さて、現在話題となっているのは本来の言葉の意味と間違って使っているものの、一般的には間違って使われている方がなぜか知られている言葉です。例えば憮然などは、ふてくされているような態度と思っておりましたが、実は「失望してぼんやりしている様子」ということで、ふてくされている態度ではないようです。
またその他、間違って認識し易い言葉が紹介されております。合わせてご覧ください。
憮然・・・失望してぼんやりとしている様子。
弱冠・・・20歳を弱冠という。しかし、最近は年の若いことをいうようになった。
悪びれる・・・恥ずかしがったり、卑屈な振る舞いをしたりする。
世間ずれ・・・実社会で苦労した結果、世間の裏に通じて悪賢くなること。
確信犯・・・本人が悪いことでないと確信してなされる犯罪。
引用:コトバンク
https://kotobank.jp/
特に「確信犯」などは平成27年度では7割近い人が「悪いと分かっていてやる行為」という認識だったようです。
また、よくあるのが「的を得る」ではなく「的を射る」だったりと、誤用が多かったりするわけですが、次第に世間から本来の意味が忘れ去られ、誤用の方が正式な使い方になっていくという可能性も300年後ぐらいにはありそうですね。
(秒刊サンデー:たまちゃん)