
夏休みも後半となり、子どもたちは家ではゲーム、外ではプール、そして昆虫採集なんてこともあるのかもしれません。昔はよくセミを追いかけて走り回ったものですが、今でもたまに行うセミ取りは非常に心が燃えてきます。そう、子供心に戻ったかのように。さてそんな中こちらにとんでもない虫の病気が話題となっております。ーゾンビウイルスに侵される虫

ゾンビウイルスなんて言葉を聞いたことがあるのかもしれませんが、SFやゲームの世界?なんて思うのかもしれません。そうです、それはフィクションから登場した架空のウイルス。侵されると、生物は生きたまま、まるでコンピュータのルートを乗っ取られたかのように、ウイルスの意のままに動かされてしまう。当然、宿主はその後死んでしまいます。
そんな恐ろしいウイルス、実際にいるのでしょうか。
ここにこんなウイルスがいます。このウイルスに侵されると、体はそのウイルスにコントロールされ、最後は「ドロドロ」になり爆発する。
「バキュロウイルス」です。

ドロドロになった後は、ほかの虫にそのウイルスを撒き散らし、そして感染させます。
ペンシルベニア州のペンシルバニア州立大学の研究者はこのウイルスが光が指す方向に虫をコントロールして、宿主を植物の頂上に移動させることが明らかになっております。
宿主をコントロール・・・恐ろしい、これが虫だからまだいいものの、これが人間だったらとんでもなく恐ろしい・・・
と思うのかもしれませんが、研究者「ジム・スラヴィエスク」いわく
人間だって同じさ、風邪を引いたときこそ我々が職場に行って働いてしまいたくなるだろ?
(※どこまでがジョークなのか分かりません。)
なるほど・・・
職場に向かい風邪を撒き散らそうと、ウイルスにコントロールされているということですね。
風邪をひくと臭いを放つという報告もあります。
はたして、風邪は本当にウイルスにコントロールされているのでしょうか。
掲載元
http://www.dailymail.co.uk/sciencetech/article-4752950/British-caterpillars-killed-zombie-virus.html
(秒刊サンデー:たまちゃん)