現在は動物園で簡単に見ることができる動物も、昔は「神話上」の生き物だと認識されていたようです。当時の科学者はその奇妙な動物を簡単には受け入れられなかった様子です。今回は、そんな近年になって発見された動物たちを紹介したいと思います。身近に感じる動物の意外な事実や、伝説を知ることができるかもしれません。ゴリラ
ゴリラが発見されたのは1902年のことです!意外と最近なんですね。それまでゴリラは神話上の生き物だと考えられていました。一種のモンスターのような扱いだったようです。研究の結果、ゴリラは人類に近い生き物であると判明しました。
ゴリラは手話で会話ができたりと、「頑張ったら会話できそう」感がありますよね。
カモノハシ
カモノハシは最も奇妙な哺乳類です。最大のミステリーは哺乳類なのに卵を産むという点です。はじめてカモノハシをみた科学者は「冗談だろう!」と全く取り合わなかったとか・・・。検体サンプルを見ても異なる動物を縫合したもの。と捉えていたようです。
オカピ
キリンの仲間で、ユニコーンと同じく伝説上の生き物と考えられていました。実物をみても神話上の生き物で本当に存在しているのか信じられないくらいですね。しかしオカピは実際に存在する生き物です。
ちなみに、オカピは耳の穴をこちょこちょされるのが好きなようです。
ペリカン
奇妙に聞こえるかもしれませんが、ペリカンはかつてキリスト教の神話の生き物と考えられていました。
1735年にスウェーデンの生物学者が発表した「 Carl Linnaeus」この書籍に、当時確認ができなかった動物リストの中にペリカンが加えられていました。これは動物を分類するためのテキストで今も使用されているようです。
この書籍の中で、18世紀、多くの人々が、ペリカンは自分の胸を突き刺し死者に血を供給することで死者を復活させる鳥であると信じていました。
多くの場合、子を失った母親が強く信じていたそうで、キリスト教では「自己犠牲」の鳥として知られています。
昔の科学者が「伝説上だろ?いるわけねーよ!」と考えていた幻の動物も、科学の発展により次々に発見されるようになりました。まだ未発見の動物がいるかも?と思うとワクワクしますね。