音楽の著作権等を管理している団体「JASRAC」ですが、皆様にはあまり知られておりませんが、実は楽曲を不正にコピーしたりダウンロードしたりするのを防止するだけの団体ではなく、たとえば音楽を公然の前で配信するという行為そのものに「著作権」が存在し、身近なところではカラオケなどでも発生するのである。ー音楽教室からも徴収
記事によるとJASRACは「ヤマハ音楽教室」などの音楽教室なども不特定の「公衆」とみなされるとして、演奏権が発生すると判断。著作権料を年間受講料収入の2・5%とする案を検討しているのだということです。早ければ来年1月から開始され徴収額は10~20億円に上と見られております。
既にカラオケなどでは演奏権が発生しており、20億円規模となっておりますが、今まで徴収できなかった「音楽教室」がはたしてそのまま受け入れるのかが注目です。
またその後更に範囲が広がり、どこまでが「演奏権」にあたるのか不透明になる恐れもありネットでは反発を強めております。
音楽教室から著作権料徴収へ JASRAC方針、反発も https://t.co/JwSKS1rfwZ
— 朝日新聞(asahi shimbun) (@asahi) 2017年2月1日
掲載元
http://digital.asahi.com/articles/ASK213QYXK21UCVL00P.html?_requesturl=articles%2FASK213QYXK21UCVL00P.html&rm=630
ーどこまでが発生するのか
さて、これを踏まえると「公衆」にあたるかどうかがキモになりそうです。例えば、道端で歌ったりすれば当然公衆となりえますし、たとえばストリートミュージシャンが誰かの曲をカバーして歌えば厳密にはアウトです。
また、飛行機内など公共機関で聞くことができるBGMはあらかじめ下記申請フォームから申請を行う用になっております。
http://www.jasrac.or.jp/info/play/traffic.html
ー相場いくらぐらい?
相場ですが、JSRACそしてレコード会社との契約もあり、一概には言えないのですが、以前映像を制作した際に楽曲の利用料を聞いたところ総額25万ぐらい発生し、更に1年後には削除しなければならないという制約付きでした。
ちなみに映像配信を行うと月額で費用が発生します。
使用料早見表
http://www.jasrac.or.jp/info/network/side/hayami.html
根底にあるのは、民間の教育施設を音楽文化や産業全体にとってどう位置づけるかであり、仮に徴収を行うとしても使用料規定には相当な配慮は必要だろう。果たして、文化庁は舵を取れるのか。
— 福井健策 FUKUI, Kensaku (@fukuikensaku) 2017年2月2日
>音楽教室から著作権料徴収へ JASRAC方針
ーネットの反応
・ Jasrac側の根拠は二十二条の上演権及び演奏権だと思います。・ いやぁ・・・JASRAC怖いなw そのうちに、同人音楽にも文句言ってきそうだなwww・ 4分33秒黙ってるとJASRACが来ます・ JASRACと森のくまさん同列に語るのは良くない・ 音楽文化が衰退するよ。。 色々な音楽に触れるのが音楽教室は大事でしょ。。・ JASRACは日本の音楽を衰退させたいのかな・ はぁ??????なんでジャスラックが決めるの???・ 本当にJASRACは何をしたいの……・ JASRACいくらなんでもクズすぎないか ガソリンとおんなじやん・ 仕方ない…こうなったら広告モデルを導入だ!・ やはりお月謝に響いてくるよな。JASRAC徴収。・ クラシック以外はやらなくなるのか・ 何だって!? 音楽離れ促進させる気?!・ ジャスラック問題、練習とかはだいじょうぶなんだよね?・ 公演選んで 著作権取るのやめて欲しい。
(秒刊サンデー:Take)