【バン】
・DXルートバン(2人乗り):214万2800円(FF)/254万4300円(4WD)
・DX(2人乗り):214万2800円(FF)/254万4300円(4WD)
・DX(2/5人乗り):221万4300円(FF)/257万6200円(4WD)
・VX(2/5人乗り):228万5800円(FF)
・GX(2/5人乗り):243万4300円(FF)/278万800円(4WD)
【ワゴン】
・16X-2R(5人乗り):233万2000円(FF)
・16X-3R(7人乗り):249万8100円(4WD)
※価格は消費税込み●日産自動車公式WEBサイト「NV200バネット」
今回の仕様向上に合わせて、日産の関連会社オーテックジャパンが手がける「NV200バネット」をベースとした車中泊仕様車の「マルチベッド」、ライフケアビークルの「チェアキャブ」、そして商用特装車「ワークユースビークル」シリーズも、一部仕様向上が実施された。
仕様向上の内容は基本的にベース車を踏襲。エンジンの改良によって全車の燃費性能を改善。2WD車はCVTを採用するとともに、アイドリングストップ機能を追加し、さらに燃費性能を向上させている。
また、NV200バネット「マルチベッド」、「チェアキャブ」、「ワークユースビークル」シリーズ全車で、サイドアンダーミラー付きの電動格納式リモコンドアミラーや抗菌ステアリングを標準装備。バンタイプをベースにしている「ワークユースビークル」シリーズでは、ワゴンタイプと同様に助手席のリクライニング調整角度を44度から66度に拡大し、190mmの調整が可能な助手席スライド機能を採用している。
ボディカラーには、ダークメタルグレーとインペリアルアンバーの2色が新たに採用された。
NV200バネット「マルチベッド」は、日常的には家族の送迎や通勤、買い物などに使用しつつ、アウトドアスポーツや大きな機材を使用する趣味を楽しむ方、あるいは、ペット連れの旅を楽しむ方のために、ワゴン2列シート仕様のグレードをベースに跳ね上げ収納式のベッドシステムを備えることにより、高い実用性と快適な休憩のためのスペースを同時に提供するモデル。税込車両価格は272万3600円〜296万4500円。
NV200バネット「チェアキャブ」は、車両後部のスロープから車いすのまま車内に乗り込める車両。コンパクトで取り回しのしやすいボディサイズでありながら、充分な室内空間を確保しているNV200バネットの特長を活かし、主に病院や福祉施設の送迎車や介護タクシーなど、法人向けの需要に適した多人数乗りの車いす仕様車としている。
使い方や乗車人数に合わせた3種類の室内レイアウトを設定しており、車いすやストレッチャーの乗員を含めて4~7名が乗車することが可能だ。また、乗降用手すりやオートステップ、助手席スライドアップシート(オプション)などを装備することで、車いす乗員だけではなく、介助者や自力で歩行できる方にも乗降しやすい仕様となっている。車両価格は270万8000円〜288万8000円(消費税は非課税)。
NV200バネット「ワークユースビークル」シリーズは4タイプの仕様がラインナップされている。
「保冷バン」は、積荷の温度を保って運搬する車両。荷室の全面に断熱材を採用し、外気温が庫内に与える影響を軽減している。また、荷室床面の地上高が低いため、荷物積み降ろしがスムーズに行える。
「リフター付バン」は、重量物の積み降ろし用に、車両後方に自動昇降リフターを備えた車両。リフターは後方視界を妨げない折りたたみ式で、350kgまで昇降させることが可能だ。またリフターは、格納時に横方向に開閉することもでき、リフターを使用せずに軽い荷物を積み降ろしする際の妨げにならない構造となっている。
「VX2人乗りバン」は、好評のVXグレード並みの装備や外装デザインを採用した2人乗りバンを、特装車としてラインアップしたもの。積載スペースの広さに加え、装備や外装も重視されるお客さまに向けた車両だ。
そして「外装VX仕様ルートバン」は、カラードバンパーやフルホイールカバーを採用し、VXグレードと同様の外装デザインとしたルートバンを、特装車としてラインアップ。食品や服飾、生花の配送に使用する際など、特に外装にこだわるカスタマーに向けた車両だ。
税込車両価格は221万2100円〜327万9100円。