車室空間を想定した可動コックピットに当社のシートやドアトリムなどの製品を搭載し、交通環境・天候等を含んだ車両運動の再現による実車により近いシミュレーション環境での製品評価を実現
2.自動運転車などの次世代車室空間開発への活用
自動運転を見据えた、眠気・覚醒維持、長時間運転による疲労、自動運転による乗り物酔いや、天候の急変、歩行者の飛び出しを含む他交通との相互影響など、実車評価ではリスクを伴う、あるいは再現が難しい環境をシミュレーションし、ドライバーの生体情報をリアルタイムに計測・解析が可能
トヨタ紡織は、このドライビングシミュレーターを活用することで、実車により近い状況で評価、検証し、試作品の製作削減による環境負荷低減や開発期間短縮による競争力強化に取り組んでいく。なお、5月26日~7月30日に開催される「人とくるまのテクノロジー展2021 ONLINE」では、同社サイトにドライビングシミュレーターの紹介映像を掲載予定。