REPORT●北秀昭(KITA Hideaki)
取材協力●本田技研工業株式会社
A:エンジン出力の向上等に関しては、対象車両の使用状況やコンディションにより異なりますが、特にマニュアル車の場合、クラッチの切れやギヤの入りなど、操作フィーリングの向上が見込めます。なお、ハイグレードのG4は、0W-30の低粘度ならではのレスポンスの良さが体感できるかもしれません。
A:ホンダ車は工場出荷時、超高性能なスーパースポーツモデルにも、旧G1(10W-30)に相当するエンジンオイルが充填されています。※詳しくは下記ページをクリック!
旧G1はもちろん、新しくなったG1は、対象車がスーパースポーツモデルであっても、低温時特性の向上による始動性やレスポンスの良さが体感いただけると考えます。なお、旧G1も新しいG1は、高温時のエンジン保護性能も確保されているため、サーキット走行も可能です。
A:2スト用エンジンと4スト用エンジは基本構造が異なり、もしも2ストエンジンに4ストエンジン用のG1を充填したら、エンジンの焼き付きなど、深刻な故障の原因となる可能性があるので絶対にNG。4スト車に2スト用エンジンを充填するのも絶対にダメです。
ULTRAシリーズには2ストローク用もありますので、2スト車には必ず2ストローク用エンジンオイルを使用してください。
A:仮に市販のガソリンエンジン車に使用しても、直後に不具合が出るなど、ただちに影響はないかもしれません。しかし自動車用エンジンオイルと二輪用エンジンオイルとは粘度や製品規格が異なります。
お互いに適合の確認をとっていないため、自動車にG1などのバイク用エンジンオイルを充填、またはバイクに自動車用エンジンオイルを充填した場合、どのような不具合が起こるかもわかりません。トラブルを防ぐためにも、自動車には必ず車両の取扱説明書に記載された、自動車専用のエンジンオイルを使用すること。バイクには必ずバイク専用のエンジンオイルを使用してください。
A:問題なく使用できます。「レーシング」にカテゴライズされたG4は、高回転型エンジンの性能を最大限引き出す、100%化学合成油のスーパースポーツ向け低フリクションエンジンオイル。高回転域を多用する、サーキット走行におすすめです。
A:問題ありません。上記で説明した通り、PCXの場合も、工場出荷時はスタンダードなG1相当のエンジンオイルが充填されています。なお、PCXやADV150、フォルツァなどにはスクーター用ハイグレードオイルのS9(10W-40)への交換もオススメしていますが、今回新発売となったスタンダードオイルのG1(5W-30)でも、スクーター本来の性能を楽しむことは可能です。