パフォーマンスバッテリー(シングルデッキ):431km
パフォーマンスバッテリー プラス(2デッキ):484km
だ。
どちらのバッテリーの場合も、タイカンは5.4秒で静止状態から100km/hまで加速し、最高速度は230km/hに達する。最大充電容量は225kW(パフォーマンスバッテリー)および270kW(パフォーマンスバッテリー プラス)だ。
見事な加速、スポーツカー特有のトルク、そして連続使用可能な卓越した出力。エントリーモデルの新型タイカンもこれらのメリットを備える。リヤアクスルの永久励磁シンクロナスモーターの有効長はタイカン4Sと同じ130mmで、パルス制御インバーターが最大600Aで作動する。ドライブアーキテクチャーには、リヤアクスルの永久励磁シンクロナスモーターに加えて2速トランスミッションも含まれる。さらなるハイライトが、モデルシリーズの他のバージョンと同じインテリジェントな充電マネジメントと優れたエアロダイナミクスだ。0.22のCd値によって、エアロダイナミクスは低いエネルギー消費量と長い航続距離に大きく貢献する。ブレーキによる最高回生出力は265kWだ。
タイカンは、その純粋なデザインによって、新しい時代の始まりを示す。同時に、紛れもないポルシェ デザインのDNAを受け継ぎ、フロントから見ると、盛り上がったフェンダーと特に低く構えたワイドな外観を備える。後方に傾斜するスポーティなルーフラインがフォルムを形成し、造形的なサイドセクションも特徴的だ。洗練されたキャビン、著しく角度のついたCピラー、そしてフェンダーの際立つショルダーが、ポルシェ特有の明確に強調されたリアをもたらす。リヤライトバーのガラスルック“PORSCHE”ロゴなどの斬新なエレメントによってこれが補完されている。
モデルファミリー内でのタイカンの際立つ特徴には、空力的に最適化された19インチ タイカン エアロ ホイールとブラックアルマイト仕上げのブレーキキャリパーが含まれる。ブラックのフロントエプロン、サイドシル、およびリアディフューザーは、タイカン4Sのものと同じだ。また、LEDヘッドライトが標準装備される。
タイカンのコックピットは、2019年に、そのクリアな構造と完全に新しいアーキテクチャーによって新しい時代の始まりを告げた。ダッシュボードの最高点を形成する曲面のフリースタンディングメータパネルは、ドライバーの中心軸に確実に焦点を当てる。中央の10.9インチインフォテインメントディスプレイやオプションの助手席用ディスプレイがその他のエレメントに含まれる。
タイカンには、パーシャルレザー インテリアと8way電動調節機能付フロントコンフォートシートが標準装備される。フロントに84ℓ、リヤに最大407ℓのふたつのラゲッジコンパートメントも備える。
タイカンファミリーは、レザーフリーインテリアを選択することができるポルシェ初のモデルだ。革新的なリサイクル素材で作られたインテリアは、フル電動スポーツカーの持続可能なコンセプトを引き立てるという。
タイカンのシャシーには中央ネットワーク制御システムが採用されており、統合されたポルシェ4Dシャシーコントロールが、すべてのシャシーシステムをリアルタイムに分析および同期する。PASM(ポルシェ アクティブサスペンションマネジメント)電子制御ダンパーシステムは、タイカンに標準装備されたスチールスプリングサスペンションまたはオプションの3チャンバーテクノロジー アダプティブエアサスペンションを補完する。
アダプティブエアサスペンションには、スマートリフト機能も装備されている。これは、道路のバンプやガレージのドライブウェイなど、いつも通る特定の場所で車高を自動的に持ち上げるようにプログラムする。スマートリフト機能は、高速道路でもアクティブに車高に介入し、効率と走行快適性を最大限にバランスさせるように車高を調整する。
タイカンのブレーキは、フロントに対向6ピストン式アルミニウム製モノブロックキャリパー、リアに対向4ピストン式ユニットを標準装備している。ベンチレーテッドブレーキディスクの外径は、フロントが360mm、リヤが358mmで、ブレーキキャリパーはブラックアルマイト仕上げだ。
高性能のポルシェ サーフェスコーテッドブレーキ(PSCB)がオプションに用意されている。ディスクの外径は、フロント410mm、リヤ365mmだ。
ハンドル:右
車両価格:1171万円