今回、マイナーチェンジする「エルグランド」の発売に先駆け、車両のデータや来店予約が可能な特設 Web サイトを先行オープンし、全国の日産の販売店において予約注文の受付を開始される。新登場の「エルグランド」は、エクステリア、インテリアの大幅な変更や先進安全装備の強化、さらに、新しいボディカラーでのラインアップなどを予定している。
まずは改良型で大きく変化したのはフロントグリルだ。これまでのフロントグリルは横に伸びる直線基調のデザインだったが、改良型は2019年にマイナーチェンジが実施されたセレナの「ダブルVモーショングリル」と同様のデザインとなり、さらに高級感漂う迫力のある「顔」となった。
次に大きく変化したのはインパネ周り。今回新たに10インチナビがディーラーオプションで設定可能となった。地図画面の見やすさはもちろん、インテリジェント アラウンドビューモニターの映像も大きく映し出せ、より安心の駐車を実現する。また、同乗者の方も迫力のある大画面で、映像を楽しむことができる。
さらに、エアコン操作パネルのデザインも変更されている。ナビゲーションのスイッチ類も含めて改良前よりスッキリした印象だ。またシートも一新され、高質感を追求している。
ボディカラーは2トーンも設定され、5種類から選択可能だ。
安全装備にも力を入れており、全方位の安全のために進化した、360°Safety Assistを全車標準装備している。
今回の改良では新たなカスタムカー「AUTECH」が設定される。すでにいくつかの日産車に設定され、エルグランドへの設定も期待されていた。
エルグランド「AUTECH」は、「エルグランド」の圧倒的な存在感を昇華させた堂々とした風格のあるエク ステリアと、細部にまでこだわりを尽くし、最上の質感を追求したインテリアが特長のプレミアムモデルだ。「エルグランド」の最上級グレードとして、また、「AUTECH」ブランドのフラッグシップモデルとして発売される。
商品概要、価格などの詳細情報は、後日発表される。
先日ライバル、ホンダ・オデッセイも今秋にマイナーチェンジが実施されると発表した。アルファード一強となっているプレミアムミニバン。エルグランド、そして同時期に改良を受けるオデッセイがどこまで巻き返せるか非常に楽しみだ。