エンジンは直列4気筒エコブーストと10速ATの組み合わせが有力視されているが、上級グレード用にV型6気筒3.5Lも用意されると噂されている。
すでに公開されているティザー写真(当ページトップ画面)を見る限り、デザインは「アーリー・ブロンコ」と呼ばれる初代モデルを彷彿とさせるものになっているらしい。
こちらは日本のクルマ好き世代にとって思い出深い80年代の三代目ブロンコ。こういう気の利いたカラーリングも復活させてほしいところだ。
左側は1969年にバハ1000を制した初代ブロンコ。そして右側は、そのバハ1000への参戦を見越して制作された新型ブロンコRのプロトタイプ。こうしたティザーが展開されていることからも、今回の六代目ブロンコの開発コンセプトは「原点回帰」にありそうだ。
気になる日本市場への導入だが、現状ではなかなか難しいと言わざるを得ない。
フォードは2016年に日本市場から撤退しており、ディーラー網の構築や顧客からの信頼の回復など、一度撤退した市場に再参入するには数々の問題が立ちはだかるからだ。ラインナップがブロンコだけというわけにもいかない。
ただフォードには、マスタングやF-150など、多少お値段が高くても手に入れたいと思わせる魅力的なモデルがたくさんある。アメリカらしさを前面に押し出したブランドとして、日本での再出発を図ってほしいと願っている人は少なくないはずだ。