<展示車両>
車両1: 新型「ディフェンダー110 SE」エクスプローラーパック、タスマンブルー
車両2 : 新型「ディフェンダー110」アドベンチャーパック、パンゲアグリーン
<大阪>
開催日程: 2020 年7 月4 日(土)~5 日(日)/11:00~20:00
会場: グランフロント大阪 ナレッジプラザ
<名古屋>
開催日程: 2020 年7 月12 日(日)~13 日(月)/11:00~20:00
会場: JR ゲートタワー
<東京>
開催日程: 2020 年7 月18 日(土)~19 日(日)/11:00~20:00
会場: 六本木ヒルズ 大屋根プラザ
また、今回のオンラインイベントではランドローバーの新ブランド・アンバサダーにラグビープレイヤーの稲垣啓太選手の就任も発表された。また、同じくブランド・アンバサダーであるプロゴルファーの原英莉花選手、ラグビープレイヤーの田村優選手も登場し、新型ディフェンダーを前にしながらのトークセッションが開催された。その模様は、YouTubeのランドローバー公式チャンネルで観覧することができる。
稲垣選手は、ランドローバーのアンバサダーに就任したことについて次のように感想を語った。
「本当に光栄です。田村選手をはじめラグビーの先輩方がアンバサダーを務められてきましたが、そのファミリーの一員になれてうれしいですね」
原選手も5月にアンバサダーに就任したばかりで、今回が初のイベントとなる。新型ディフェンダーの第一印象は?と聞かれて「迫力がある見た目だけど、細かく見るとすごくお洒落で素敵ですね。顔つきも丸くなってて可愛いです」と笑顔で応えていた。
2017年からアンバサダーを務める田村選手は、緊張の表情を浮かべる二人に対して落ち着いた表情。「新型ディフェンダーに乗って行きたいところは、海。バーベキューが好きなので、海の近くでできたらいいですね」とのこと。
さて、稲垣選手といえば「笑わない男」のキャッチフレーズで有名。「これから新型ディフェンダーに乗れるという気持ちを表情で見せてください」という司会者の無茶ぶりに対しても凛々しい真顔で対応し、イベントの最後まで笑顔を見せることはなかったのだった。
新型ディフェンダーは、2019年9月のフランクフルト・モーターショー(ドイツ)でワールドプレミアされた。長く生産された先代モデルを現代流にアップデイトさせた特徴的なデザインは、ランドローバーのチーフ・デザイン・オフィサーであるジェリー・マクガバンの新たな傑作と言えるだろう。
新型ディフェンダーには、3ドアの「90」と5ドアの「110」が用意される。ディフェンダー90は5人乗り、ディフェンダー110は標準が5人乗りだが、3列目を追加して7人乗りを選ぶことも可能だ。
ボディはアルミニウムのモノコック構造を採用しており、軽量なだけでなく、ランドローバー史上最も頑丈なボディだという。従来のラダーフレーム構造と比較すると、ねじり剛性は3倍だ。
エンジンは2.0ℓ直列4気筒ガソリンターボエンジンを搭載する。最高出力は300ps、最大トルクは400Nmだ。ディーゼルエンジンの日本導入を望む声は多いが、ランドローバー広報担当者によると「期待してください」とのこと。
駆動方式は、もちろんランドローバー伝統のフルタイム4WDだ。路面状況応じてサスペンション、トランスミッション、トラクションなどを自動制御する「テレイン・レスポンス2」では7種類のモード(コンフォート、芝生・グラベル・雪、泥地、砂地、エコ、ロック、ウェイド)が選べるが、ディフェンダーでは初めてドライバー自身がテレイン・レスポンスの設定をカスタマイズすることも可能となった。
足周りには電子制御エアサスペンションが組み合わされ、標準車高よりマイナス40mmからプラス145mmまで車高を変更することが可能だ。これにより、オフロードでの優れた走破性能と、スムーズな乗降性能を両立してくれる。ちなみに、最大渡河水深は900mmを誇る。
また、新型ディフェンダーには最新のインフォテインメント・システム「Pivi Pro」や、リモートでアップデート情報を受信できるSoftware-Over-The-Air(SOTA)を採用するなど、多数の新しいテクノロジーも搭載されている。
豊富なアクセサリー類も、新型ディフェンダーの魅力だ。アクセサリー類がセットになったパッケージオプションも「エクスプローラーパック」、「アドベンチャーパック」、「カントリーパック」、「アーバンパック」の4種類が用意されている。
●走破性能を高める「エクスプローラーパック」
・エクステリアサイドマウントギアキャリア
・エクスペディションルーフラック
・レイズドエアインテーク
・ホイールアーチプロテクション
・フロント&リアクラシックマッドフラップ
・ボンネットデカール(マットブラック)
・スペアホイールカバー
●様々なアクティビティで役立つ機能を備えた「アドベンチャーパック」
・インテグレーテッドエアコンプレッサー
・エクステリアサイドマウントギアキャリア
・ポータブルシャワーシステム
・シートバックパック
・スペアホイールカバー
・ブライトリアスカッフプレート
・フロント&リアマッドフラップ
●アウトドアで利便性を発揮する「カントリーパック」
・フロント&リアクラシックマッドフラップ
・ラゲッスジペースパーティション - フルハイト
・ブライトリアスカッフプレート
・ポータブルシャワーシステム
・ホイールアーチプロテクション
●スタイリッシュな機能美を備えた「アーバンパック」
・ブライトメタルペダル
・ブライトリアスカッフプレート
・スペアホイールカバー
・フロントアンダーシールド
・センターフロアコンソールもしくはキャビンウォークスルーを選択可能
・通常のカーペット素材とは異なるラバーフローリングを採用
・ルーフ後部に小窓のアルパインライトを採用し、室内を明るく保ち、開放感を提供
・ルーフの走行時積載重量は最大168kg、停車時は最大300kg
オンライイベントの会場に展示されていたタスマンブルーの新型ディフェンダー110 SEには、「エクスプローラーパック」が装着されていた。実用性が高まるだけでなく、新型ディフェンダーにさらにタフなイメージをプラスすることができる、魅力的なアイテム群が揃っている。
新型ディフェンダーの価格は、以下の通り。なお、できるだけ早い納車を望む方に向けて、新型ディフェンダーと新型ディフェンダー SEをベースモデルとした5 種類の「CURATED SPEC」(90 ファブリックシート仕様、90 レザーシート仕様、110 ファブリックシート&5人シート仕様、110 ファブリックシート&7人シート仕様、110 レザーシート&7人シート仕様)も用意されている。
■ランドローバー・ディフェンダー価格
<ディフェンダー90>
ディフェンダー 499万円
ディフェンダー S 582万円
ディフェンダー SE 648万円
ディフェンダー HSE 730万円
ディフェンダー FIRST EDITION 739万円
<ディフェンダー110>
ディフェンダー 589万円
ディフェンダー S 663万円
ディフェンダー SE 732万円
ディフェンダー HSE 812万円
ディフェンダー FIRST EDITION 820万円