カシオ計算機から、高機能メタルウォッチ「EDIFICE(エディフィス)」のニューアイテムが登場する。レーシングチーム「TOM’S(トムス)」とのコラボレーションモデル第2弾となる「ECB-10TMS」は5月29日に発売予定で、価格は3万8500円だ。

「スピード・アンド・インテリジェンス」をコンセプトとした高機能スポーティメタルアナログウオッチがEDIFICE(エディフィス)だ。2020年で発売20周年を迎えるのだが、じつはモータースポーツとの関わりも深い。




エディフィスはモータースポーツの最高峰たるF1において、2009年からレッドブルのサポートを開始した。その年、レッドブルはセバスチャン・ベッテルのドライブにより初優勝を達成。勢いに乗ったベッテルは2010年からは4年連続でワールドチャンピオンを獲得したが、その偉業はエディフィスとともに成し遂げられたものだった。




その後、エディフィスは2016年からパートナーをスクーデリア・トロ・ロッソへ変更。トロ・ロッソは2020年からアルファタウリにチーム名が変わったが、エディフィスとのタッグは今年も不変である。




国内モータースポーツに目を向けると、エディフィスは2013年から「TOM’S(トムス)」のオフィシャルパートナーを務めている。トムスは、言わずと知れた日本のトップチーム。2019年は全日本スーパーフォーミュラ選手権でニック・キャシディ選手がチャンピオンを獲得したのは記憶に新しいところだ。

『ECB-10TMS』は、そのトムスとエディフィスが2年ぶりにコラボレーションしたモデルである。ベースとなった『ECB-10』は専用アプリをインストールしたスマホと連携することで、時刻の自動修正やカレンダーアプリに入力された予定の開始・終了時刻の表示が可能。また、計測したラップタイムのデータを転送してアプリに表示させるなど、モータースポーツファンに向けたユニークな機能も備わっている。

エディフィス『ECB-10TMS』は5月29日発売。価格は3万8500円

『ECB-10TMS』は、トムスとのコラボレーションモデルということで以下の変更が加えられている。


・ブレーキキャリパーをモチーフとしたインダイヤルのデザインと、そこにあしらわれたトムスのロゴ


・全体は黒基調としつつ、トムスのロゴに用いられている赤富士をモチーフとした赤のグラデーション


・カーボン素材の文字盤


・メカニックからのニーズに応えた、遊環から外れにくいようバンドの先端に厚みを持たせた形状


・傷に強いサファイアガラスを用いた風防


・エディフィス発売20周年を記念し、ベゼルの目盛りの「20」を強調するとともに、裏蓋に「20th Anniversary EDIFICE」と刻印




モータースポーツファンにとっては、ぜひともコレクションに加えたい1本と言えるだろう。

レースの現場を支えるトムスのメカニックからのニーズにも応えた仕様となっている

情報提供元: MotorFan
記事名:「 エディフィスと名門トムスのコラボモデル第二弾登場!インダイヤルはブレーキキャリパーをイメージ