REPORT●北 秀昭(KITA Hideaki)
【まずは動画を見る前に予習を!】車載カメラにて。6速シフトアップ後、マシンはさらに加速。果たして最高速度は……。
【いよいよ本題!】「Ninja(ニンジャ)ZX-25R」の過激な走り&官能的な超高回転域の4気筒サウンドに圧巻!
スペインのへレスサーキットで行われた、『カワサキ・レーシングチーム』の走行テスト。その中で、WSBKで5連覇中のライダー、ジョナサン・レイ選手とチームメイトのアレックス・ロウズ選手が、「Ninja(ニンジャ)ZX-25R」に初試乗。その過激な走りを、トクとご覧あれ!
Ninja ZX-25R Introduction: KRT Riders Meet Ninja ZX-25R at Jerez Circuit JPN(Kawasaki)なぜ話題?4スト250cc
排ガス規制等により途絶えてしまった、国内の250ccの4気筒(クオーターマルチ)群。現在250ccのスポーツモデルは、2気筒が主流だが、漢(おとこ)カワサキが、そんな風潮に大きな風穴を開けた。
2007年式が最終モデルとなった、フルカウル付きのスポーツモデル「ZXR250」。そんな4気筒250ccエンジン搭載モデルを、カワサキは、“Ninja(ニンジャ)シリーズ”として復活させたのだ。
現段階において判明している、「Ninja(ニンジャ)ZX-25R」の主な車体構成は、
・エンジン……水冷4ストローク並列4気筒DOHC 4バルブ 249cc
・フレーム……新設計の軽量トレリス型
・フロントサスペンション……250ccクラス初となるSFF-BP(ビッグピストン)
・リアサスペンション……ホリゾンタルバックリンク式
・フロントキャリパー……ラジアルマウント型モノブロック
最高出力や最大トルク、発生回転数などは未公表だが、最新技術をフル投入した上記の車体構成を見ても、スーパースポーツという名に恥じない、カワサキの“本気度”が、ストレートに伝わってくる。
「ZXR250」は超高回転型。「Ninja(ニンジャ)ZX-25R」は低中速回転の豊かなトルクと高速回転域のパワーを両立
4気筒ならではの、鋭くて官能的なエンジンサウンドを実現
2気筒の「Ninja(ニンジャ)250」とのサウンドの違いは?
Ninja 250 PV(KawasakiMotorsJapan.Channel)