月間登録台数:1786台(9月〜12月平均値)
REPORT●山本 晋也(YAMAMOTO Shinya)
PHOTO●宮門 秀行(MIYAKADO Hideyuki)/中野 幸次(NAKANO Koji)
MODEL●月城 まゆ(TSUKISHIRO Mayu)[身長160㎝]
※本稿は2020年1月発売の「2020年 国産新型車のすべて」に掲載されたものを転載したものです。
■XD PROACTIVE S Package
全長×全幅×全高(㎜):4065×1695×1525
室内長×室内幅×室内高(㎜):1805×1445×1210
ホイールベース(㎜):2570
トレッド 前/後(㎜):1495/1480
車両重量(㎏):1150
エンジン形式:直列4気筒DOHCディーゼルターボ
総排気量(㏄):1498
最高出力(kW[㎰]/rpm):77[105]/4000
最大トルク(Nm[㎏m]/rpm):250[25.5]/1500-2500
燃料タンク容量(ℓ):44(軽油)
トランスミッション形式:6速AT
駆動方式:FF
サスペンション 前:ストラット 後:トーションビーム
ブレーキ 前:ベンチレーテッドディスク 後:リーディングトレーリング
最小回転半径(m):4.9
WLTCモード燃費(㎞/ℓ):21.6
タイヤ・サイズ:185/60R16
車両本体価格:215万6000円
1.クラスを超えた上質なインテリア
2.ステアリングレスポンスの向上
3.先進安全装備が充実
座面に高減衰ウレタンを採用するなどして脊柱のS字カーブが維持できるように進化。腰回りを支える張りが強くなった印象を受ける。後席乗降性は褒められるレベルではないが、座ってしまえば膝まわりの余裕もあり十分に広い。
間口が小さいため狭く感じるが、計測値はコンパクトカーとして満足いくレベル。開口部とフロアまでの高さが240㎜あるため、ゲートを開けても荷物が落下する心配はない。後席は6対4分割可倒式で、格納時に段差が残る。
マツダ2はマツダの上級車種と違い、ガソリンとディーゼルの商品力は肉薄。実燃費差も大きくなく、約22万円の価格差を要考慮。長く乗るなら先進安全支援機能を拡大するセーフティクルーズパックは必須のオプションだろう。