場所:埼玉県
道路:関越自動車道
キロポスト:59.7KP
方向:下り
機種:LHシステム
速度計測方法:ループコイル式
制限速度:100km/h
ピッカピカのLHシステムが設置されたのは、関越自動車道59.7KP、花園ICから約4km先だ。意外なのは、3車線区間にも関わらず、端末(CCDカメラ&赤外線ストロボ)は1ユニットのみ。現時点では追い越し車線を狙っていると思われるが、それにしても、せめてもう1ユニット追加して(スペースはある)2車線を狙えば、取り締まり効率がそれなりにアップするはずなのに、なんだかもったいない気がするのは、当情報局だけだろうか。事実、数年前まで同じポイントに設置されていたHシステムは、3車線対応だったのだから。
が、よく考えてみれば、昨年、2019年に3機新設された固定式オービスの内、2機(宮崎道/中央道)は同タイプ(1機は新L型/名神高速)、さらに東北自動車道下り14.3KPも同じく1車線狙いだ。以前は、特に高速道路では当たり前のように複数車線に対応していたのだが、もしかして最近の緊縮財政ブームのあおりを受けたのだろうか? なにしろ1ユニットの価格が3,000万円と言われているだけに、その可能性は高いと言えるのでは?
とにかく、これでまた、警察の固定式オービスに対する方針が、コストパフォーマンス重視の方向に進んでいるということがより明らかになってきたというのは事実。今後はやはり、コストが安く、取り締まり効率の高い可搬式移動オービスが、より重宝されるようになるだろう。
※KP:キロポスト IC:インターチェンジ