CSはカーボン製のボンネット、フロントスポイラー、ドアミラー、ダブルバブルルーフ、リアディフューザー、リアスポイラーを装備し、空力性能向上とともに軽量化を図っている。車重は空力パーツ分を含んでかCSもコンペティションも1625kg(DCT1650kg)で同値である。
装着されるタイヤのサイズは同じでフロント245/35ZR19 93Y、リア265/35ZR19 98Yだが、CSの装着タイヤは最新のサーキット向けミシュランであるパイロットスポーツカップ2Rになる。これはポルシェ911GT3 RSやフェラーリ488ピスタに装着されており、その性能はまさに折り紙付きだ。ちなみにM2 CSはオプションでMカーボンセラミックブレーキを選択可能だ。これも大きな魅力として考えられるだろう。
最後に価格だが日本での価格はまだ発表されていないが、ドイツにおけるM2 CSの価格は9万5000ユーロ〜(約1140万円〜)で、M2コンペティションの6万1900ユーロ(約740万円 DCT:6万5800ユーロ=約790万円)と較べてなんと3万3100ユーロ(約400万円)高となっている。かなりの値上げだが、それくらいスペシャルなモデルということだ。ちなみに日本M2コンペティションは893万円(DCT:918万円)なので、CSは約1300万円あたりが予想される。